本ウェブサイト公開日:2006.10.1
一部追記:2007.2.27
旅行地の記録と訪問記


2005.1.26〜29 東京都(小笠原村)

平成17/1/26(水)〜29(土)の3泊4日で小笠原局めぐりをしてきました。
遅くなりましたが、訪問記をアップさせていただきますので、よろしければお付き合いください。

【プロローグ】
東京都小笠原村は東京都ですが、東京から約1,000kmも離れていて、(一般には)片道1日以上かけて船で行き来するしかありませんので、遠い遠い存在です。
高校時代、小笠原住まいの経験を持つ同級生がいて(お父さんが警察官だということでした。)、“新聞が週に1回しか来ない!”といった話を聞いており、“すごい所だなぁ。”という思いはありました。
離島の郵便局めぐりを始めたからにはいつかは行かないといけないわけですが、基本的に平日は仕事がありますので、中々行けません。
しかし、下調べはしていました。
通常、小笠原航路(小笠原海運(株)の「おがさわら丸」)は次のような運航となっており、2島2局の訪問に5泊6日を要します。

1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目
東京(竹芝)10:00発 小笠原(父島)11:30着、小笠原泊 小笠原泊 小笠原泊 小笠原(父島)14:00発 東京(竹芝)15:30着

が、1年に1回だけ、ドックの関係で小笠原泊が1泊だけになる航海があり、この時に局めぐりすると3泊4日で済みます!
この航海は毎年1月下旬に設定されており、小笠原局めぐりにあたっては、このタイミングを逃す手はない、と思っていました。※
そんな中、平成16年10月下旬に島本部長さんとお会いした際、約3か月後に小笠原村の2島2局(父島の小笠原局、母島の母島簡易局)を訪問される計画があるとおっしゃるではありませんか!
島本部長さんもこの航海をチェックされていて、来年(平成17年)は1/26(水)発だそうです。
曜日次第では局めぐりに利用できないわけですが、(水)発なら小笠原滞在は(木)〜(金)ですから、都合が良いです!
しかも、(月)や(火)発の場合、休暇を4日取らなければならず、つらいものがありますが、(水)発だと3日で済みますから、この点でもOKです(^^)(もっとも、休暇の取得ができるかどうかは、直前にならないと分からないわけですが・・。)
おがさわら丸の乗船券発売は3か月前ですから、平成16/10/26(火)が往路の決戦日。
ドックのため、14日振りの航海となっており、早期に予約しないと完売になってしまうかもしれません。
そこで、前日(10/25)に島本部長さんへメールで「私の分も一緒に予約・決済していただけませんか??」とお願いしたところ、ご了解いただきました。m(_ _)m
10/26夜に「1/26東京発と、1/28父島発それぞれ2等を2名分予約しました。」とのメールを受信。m(_ _)m
これで往復の足は確保できましたが、母島訪問をいつにするかが問題です。
母島に行くには、父島から更に船(伊豆諸島開発(株)の「ははじま丸」)に乗って2時間。
おがさわら丸に接続するようにダイヤが組まれており、1/27(木)は父島に泊まって1/28(金)に母島往復をすることも、1/27(木)に母島へ渡る(母島泊)ことも可能です。
島本部長さんに、「母島簡易局は、船が着くと郵便物の授受でてんてこ舞いになると聞いたことがありますので、母島泊の方が無難だと思いますが、いかがでしょうか。」と私見を送信。
年が明けて1月中旬になりましたが、仕事が立て込んできて、翌週に3日間も休めるかどうか、微妙です(--;
2日前(1/24)の夜の時点でも何とも言えず、状況報告と、一応宿の予約をお願いするメールを、島本部長さんにお送りしました。
1/25の朝に、島本部長さんから宿(母島)の情報を受信。m(_ _)m
1/25に大車輪で働き、何とか休めることになりました。\(^o^)/
旅程は次の通りです。

《17/1/26(水)》
竹芝10:00発        おがさわら丸
船中泊

《17/1/27(木)》
父島11:30着        おがさわら丸
父島12:30発、母島14:30着 ははじま丸
母島泊           民宿つき

《17/1/28(金)》
母島局めぐり(1局)
母島10:30発、父島12:30着 ははじま丸
父島局めぐり(1局)
父島14:00発        おがさわら丸
船中泊

《17/1/29(土)》
竹芝15:30着        おがさわら丸

※おがさわら丸に代わり、新造の超高速船TSL(テクノスーパーライナー)「SUPER LINER OGASAWARA」の就航が平成17年11月中旬に予定されており、片道17時間で往復できるようになるわけですが、まだだいぶ先の話ですから、今回おがさわら丸での往復を決断しました。
なお、17/1/1発行の「小笠原村民だより」によると、TSLの運航スケジュールは次の通りです。
 竹芝(火・金曜日)17:00発、父島翌10:00着
 父島17:00発、竹芝翌9:30着
また、小笠原航路にはもう1社((株)共勝丸の「共勝丸」)あり、おがさわら丸よりも安価(しかも食事付)かつ、父島経由、母島折り返しといった利点もあるのですが、いかんせん航海が長時間(月島-父島間、44〜46時間程度)となりますので、おがさわら丸を選択しました。

予習は、インターネット上で実施。
休暇簿を提出して出発です!

私の基本メニューは、100円貯金、100円定額小為替2枚購入、日付印記念押印(風景印、和文印、欧文印)、切手類購入による領収証書収集、自動機明細収集、局舎写真撮影です。

付記
(N***)は、自動機明細の取扱番号です。
< >内は、自動機による取扱時間です。
【 】内は、新郵便窓口事務機による発行No.と取扱時間です。

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【平成17/1/26(水)】
前日は23時過ぎに職場を出て、帰宅後に実逓便作成。
約2.5時間睡眠で6:30過ぎ起床、雪です;;
北浦和8:28発の京浜東北線に乗車し、浦和、上野で乗り換え、浜松町着。
雨の中、徒歩で竹芝桟橋へ。

竹芝 竹芝 私の渡島時は、左図中の渡船の位置とは少し違う所から発着しました。(「竹芝」という字の辺り)
竹芝 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
9:18頃に到着し、ターミナルで島本部長さんと無事合流。
「おがさわら丸」(6,700t)の旅客定員は1,031名で、どの位混んでいるのか戦々恐々としていましたが、私の番号は78番で、拍子抜け・・。

父島にて2等室(C-3)クリックすると拡大しますクリックすると拡大します
案内に従い乗船し、指定された、3階にあたるCデッキの2等室(C-3)の自スペースに進みます。(ちなみに、船底がEデッキで、最上階がAデッキです。)
1人分ごとに毛布と枕が整然と並べられており、定員に比べたらかなり余裕のある配置なのでしょうが、それでもこの自スペースに25.5時間いるというのはつらいものがあります。
定刻の10:00発。
と、“Eデッキを開放します。”というアナウンスが入り、様子を見に行くと、ガラガラです。
島本部長さんと速攻で移動し、贅沢な程のスペースを確保しました(^^)(定員140名程の場所に、15名位でしょうか。後日インターネット上(小笠原チャンネル)で知ったことですが、この航海の乗客数は196人だったようです。なお、この年の竹芝発の最高は、8/9の883人です。)

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お昼を過ぎましたので、Cデッキのレストランで昼食タイム(980円也)。
こちらもガラガラです。
食後に船内を探検したところ、飲料の自販機が多数ありましたが、さすがに少し高め(缶飲料160円、ペットボトル200円)でした。
しかし、シャワー室のシャワーは無料で、これは良いです。
13〜14時頃から揺れが気になりだし、段々気持ち悪くなってきました(--;
冬の航海ですから、揺れは覚悟していましたが、昼食を抜くことまでは思いが至りませんでした。
離島局めぐりの達人である島本部長さんもつらそうです。
何とかしのぎつつも、夕食を取る元気は無く、22時に消灯。
お休みなさい。


【平成17/1/27(木)】
6時に点灯。
飛行機でのマレーシア出張時(窓側でも通路側でもないエコノミー席利用)もつらかったですが、この航海もつらいです(--;
早く父島に着いて欲しいと願いますが、まだ数時間あります・・。
というわけで、朝食もパスです。
・・アナウンスが流れ、父島到着は30分遅れの12:00とのこと;;
お昼が近付き、さすがに空腹感を覚え、売店で菓子パンを2個購入。
今の波の高さを伺ったところ、1〜2mらしいですが、夜中はどの位だったのか気になります。(前出の「小笠原村民だより」によると、おがさわら丸、TSLとも、発航停止基準は「有義波高5m」だそうです。)
自販機で牛乳(100円也)も買い、昼食タイム。

父島にて 二見港
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
いよいよ父島の二見港に入港!
航海中、気分が悪いながらも、吐くまでには至らず良かったです。
12:03頃下船開始。
東隣に、これから乗る12:30発の母島行「ははじま丸」が停泊しています。
この間に、できれば小笠原局を訪問したいところですが、ここからやや距離があり、局滞在時間を十分に取れないため、今日は見送ります。(島本部長さんは、往復されていました。)

●01794東京中央局小笠原二見港船客待合所内出張所(無出)(N040)灰広ATM(平0900-1730 土日0900-1700)<12:13>(小笠原村)
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平成11/7/30設置。
局所名は、官報告示によると「東京中央郵便局小笠原二見港船客待合所内出張所」、「郵便局・ATMのご案内」ホームページによると「東京中央郵便局小笠原二見港船客待合所出張所」、出張所のサインによると「小笠原郵便局二見港船客待合所内出張所」。
局番号は、自動機明細によると「01794」、「郵便局・ATMのご案内」ホームページによると「01016」。
告示やホームページは建前、現地は実態に即した表示になっているようです(^^;

ははじま丸休憩所乗船券発売所ははじま丸休憩所母島にて
待合所の窓口(「ははじま丸休憩所」の「乗船券発売所」)で、片道分の代金を支払い。(村民以外は往復割引はありませんでした。)
切符と共に「ご乗客人名票」が渡され、住所、氏名、年齢を記入後、乗船時に回収されるシステム。
「ははじま丸」(490t)に乗船。
定刻12:30発のところ12:44発。
空いています。
客室は3層あり、一番上がAデッキ(1等)、2番目がBデッキ(2等椅子席)、船底がCデッキ(2等座席)です。
船内には飲料の自販機があり、おがさわら丸より安価(缶飲料140円、ペットボトル170円)でした。
多少揺れがあり、航海時間も通常(2時間)より長いので、海況が良くないのでしょうか。

母島中央が母島簡易局(JA)母島沖港船客待合所(左)観光協会 (右)発券所
母島14:30着のところ15:03頃着。
遂に遂に母島上陸です!!


(簡易局しかないこの島に)赤い郵便車が2台並んでおり、感激しました(^^;
パトカーは、白・黒の2トンカラーではなく、シルバーです(^^;
宿(民宿つき)の方が車で迎えに来てくださっており、島本部長さんと乗車し、2分程で到着。
中々きれいな宿です(^^)
部屋(和室)に荷物を置いて、すぐに島内探検に出発!

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最初に当然、母島簡易局の下見です(^^;(16時までの営業であれば、本日利用できるのですが、14:30までのため、下見しかできません。)
定刻より29分遅れて、15:29にははじま丸が出港していきました。
母島簡易局並びの商店(前田商店)でカップ麺と飲料を購入。
(共勝丸分は別として)2週間振りの商品入荷ですから、店内は賑わっています。
簡易局隣の小笠原署母島駐在所は改築工事中でした。
宿に戻り、入浴。
東京に比べたらだいぶ暖かいですから、Tシャツ姿で大丈夫(^^)
18時から食堂で夕食をいただきました。
食後は部屋で読書(今尾恵介著「住所と地名の大研究」)。
テレビの天気予報によると、明日の小笠原は、最低気温16度(本日+2度)、最高気温20度(本日±0度)。(明日の東京は、最低気温5度、最高気温12度。)
翌0:15頃、就寝しました。




【平成17/1/28(金)晴れのち曇り】
6:30頃起床。
テレビの天気予報によると、小笠原は、晴れのち雨、最高気温22度、波3m。(東京は、最高気温11度。)
食堂で朝食をいただき、8:30頃チェックアウト。
徒歩で母島簡易局へ。
しかし、平日3日目にして窓口初利用というのもすごい局めぐりです(^^;

●01850母島簡易局《ははじま》風景印有(ここから小笠原村)
クリックすると拡大します クリックすると拡大します
都道側から撮影
都道側から撮影 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
海沿いを走る都道241号(沖港北港線)沿い、内陸側。T字路角。JA東京島しょ・小笠原母島支店内。母島駐在所南隣。岸壁から歩2〜3分。(駐車場無)
正確には、JAのお店の入口は都道に面していますが、簡易局を含む金融窓口は(都道と交差する)南北に走る道沿いに面しています。
1996年に、NIFTY SERVE(当時)のコレクターズフォーラム(FCOLLG)内、郵便局情報会議室(MES17)でひらやまさんから色々ご教示いただいていましたが、やっと自分で訪れることができました。\(^o^)/
カウンター左側が簡易局で、担当職員の方はお姉さん(島本部長さん的には、森尾由美似(^^;)がお1人。(他に、男女各お1人も補助。)
局内(JA内)は結構混んでいます。
私はてっきり母島での各戸配達は今でも行われておらず、簡易局内の郵便受箱(集合受箱)に住民の方が郵便物を受け取りに来られているものだと思い込んでいたのですが、今ではJAが配達の業務を受託し、各戸に配っているそうです。(1999年に新窓会計機さんから頂戴した「隔絶島嶼における郵政事業」(愛知学泉大学コミュニティ政策学部「コミュニティ政策学部紀要」第1号所収)にもその旨の記載がありました。なお、この論文は大変参考になります。)
以前設置されていた郵便受箱は、裏の方に移設し、区分に利用しているそうです(^^;
実逓便67通を風景印で差し出し。(10:30発のははじま丸に積載する郵便物は既に締め切っており、よって父島2/8発のおがさわら丸に積載されるのかと思いきや、おがさわら丸ドック時に限り、「共勝丸」に積まれるそうです。)
郵便は8時30分〜14時30分、貯金は9時〜14時30分で、特殊な休業日はありません。(「郵便局・ATMのご案内」ホームページでの予習では、郵便は8時30分〜15時、貯金は9〜15時、昼休み12〜13時となっていましたが、平成16/10/1から変更になっていました。掲示(16/8/29付文書)によると「今回の変更はお客様のご要望により窓口の昼休憩(1時間)を無くすことを考慮致しました。」とのことです。また、「郵便局・ATMのご案内」ホームページでは、12/29〜30が休みです。)(この訪問記アップ時点の「郵便局・ATMのご案内」ホームページでも「12:00〜13:00昼休み」とありますが、これは誤りだと思います。)
約1時間滞在し、お礼を申し上げて局を出ました。
局前で島本部長さんにカメラのシャッターを押していただきました。m(_ _)m

ははじま丸は9:30着のところ9:50頃着。
待合所の窓口(「沖港船客待合所」の「発券所」)で、片道分の代金を支払い。
往路同様、切符と共に「ご乗客人名票」が渡されました。
今日も港にパトカーがとまっていますが、ノーマルな白・黒の2トンカラー車です。
島本部長さんが警察官に聞かれたところ、昨日のシルバーカーは壊れたそうで、“すいませんね。”と言われたそうです(^^;
「ははじま丸」に乗船。
定刻10:30発のところ10:29発。
空いています&今日も多少揺れがあります。
父島12:30着のところ12:41頃着。

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メインストリート(都道240号(父島循環線))を歩いて小笠原局へ向かいますが、シーズンオフのためか、人通りは少ないです。

●01794小笠原局《おがさわら》(集普)(N066)2代目'ATM-P(平0900-1730 土日0900-1700)<12:59>【No.584 13:03】風景印有
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  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
斜めに走る道沿い、南西側。小笠原署南隣。小笠原総合庁舎斜め向かい。村役場前バス停そば。岸壁から路程500m程度。歩約5分。(駐車場無)
役所が並ぶ、島の中心部に立地。
貯金窓口が入口側、郵便窓口が奥側にあり、珍しい構造でした。
集普局ですが、局長席が貯金窓口のすぐ後ろ。
視界内に、局員さんのお姿は4人。
以前、小笠原局の正式名称は「小笠原総合事務所郵政業務室」で、局員さんは国土交通省と総務省郵政事業庁の併任だったわけですが、公社化後はどうなったのか伺ってみました。
日本郵政公社職員も国家公務員ですから、もしかすると国土交通省と日本郵政公社の併任なのかと思いましたが、そういうことはなく、公社化時に併任は終了したそうです。
余談となりますが、私が小笠原局の興味ある記事を初めて読んだのは、「郵趣ウィークリー」1984年11号(「郵便局」ではない一風変わった郵便局 東京都小笠原支庁・小笠原局が局舎新築)だったと記憶しています。
50円定額小為替の在庫は5枚のみ。
和文印はインキ浸透式印と槌型印の2種有。
為替印はインキ浸透式印とナンバリング印の2種有。
郵便の営業時間は、(平0800-1700 土日- 土日の出港日0800-1130)の変則型。
局前ポストの取集時刻は次の通りです。

  平日 休日
入出港日 9:00 9:00
おがさわら丸停泊中 16:00 9:00
その他 16:00 16:00

日本郵政公社から平成18/6/28付で発表された「集配拠点、郵便貯金・簡易生命保険の外務営業拠点の再編について」によると、平成19年3月に集配廃止(引継:新東京局)となるようです。
小笠原村内2局を完訪しました。
局前で島本部長さんにカメラのシャッターを押していただきました。m(_ _)m
平成19/3/5集配廃止。(19/2/26公社ホームページ更新)【2007/2/27追記】

船乗り場に戻る途中、スーパーでお土産(マンゴーワインなど)を買いました。
なお、父島と母島では、島本部長さんの携帯電話(NTTドコモ)は通話OKでしたが、私のTU-KAはやはりダメでした(^^;
「おがさわら丸」に乗船し、指定された、Cデッキの2等室(C-3)の自スペースに進みます。
部屋のど真ん中で、これは落ち着きません(--;
定刻14:00発のところ14:02発。
期待通り、“Eデッキを開放します。”というアナウンスが入り、島本部長さんと速攻で移動。
往路以上に贅沢なスペースを確保しました(^^)(十数畳程の小部屋に、3名のみ。テレビを自由に操作できますし、大の字になって寝られます(^^) 後日インターネット上(小笠原チャンネル)で知ったことですが、この航海の乗客数は164人だったようです。なお、この年の父島発の最高は、7/20の858人です。)
昨日母島で買ったカップ麺を食しました。
売店で菓子パン2個、パッション羊羹などを購入。
夕食は取らないまま、22時に消灯。
お休みなさい。


【平成17/1/29(土)】
夜中に“このまま転覆してしまうのではないか!!”と恐くなる程揺れましたが、往路で慣れたのか、ほとんど気持ち悪くならなかったです。
6時に点灯。
昨日買った菓子パン2個を食しました。
時間を有効活用し、未読のままたまっていた「郵趣ウィークリー」を読破。(せっかくの週刊紙なのに、もったいないことです(^^;)
13時を過ぎ、Cデッキのレストランで昼食タイム(ミートソース800円+海藻サラダ260円)。
Aデッキのスナックコーナーに移り、海を眺めながらデザートタイム(アップルパイ360円+ホットコーヒー260円)。
東京湾に入ったのか、海が穏やかで、薄日が差し、良い航海です。
竹芝15:30着のところ15:29頃着。
長い長い航海が終わりを告げました。
浜松町まで歩き、山手線に乗って、東京で島本部長さんとお別れ。
島本部長さんのお陰で孤独な局めぐりにならず、色々お話しもできて、本当にありがたかったです。m(_ _)m
その後職場へ向かい、軽く仕事をして、19:45頃帰宅しました。
局数は少なかったですが、一生の思い出になる局めぐりを行うことができ、良かったです(^^)

《後日談その1》
母島簡易局で出した実逓便が載る共勝丸のダイヤは、1/24改訂の運航予定表では、父島2/1発、月島2/3着でしたが、海況が相当悪かったらしく、同社ホームページによると月島2/6着でした(^^;
皆様には2/8(火)頃の配達だったようです。(差し出しの11日後です!)

《後日談その2》
平成17/7/25に読売新聞webニュースを見ていると、「小笠原航路の世界最高速客船、燃料高騰で就航断念」という見出しの記事が出ているではありませんか!
原油高騰で、小笠原航路への超高速船TSL就航がなくなりそうだという内容です(--;
しかし、平成18/9/23の同新聞webニュースには「TSL小笠原就航 都と再協議へ」という見出しの記事が出て、国土交通省と都が再び協議を始めるとのこと。
今後も目が離せないです。

《後日談その3》
1年後(平成18年)のおがさわら丸の1泊ダイヤは、竹芝1/27(金)発、父島1/28(土)着、1/29(日)発、竹芝1/30(月)着でした。
局めぐりには利用できない日程だったわけで、平成17年に訪れておいて良かったです(^^)
なお、平成19年の1泊ダイヤは、竹芝1/28(日)発、父島1/29(月)着、1/30(火)発、竹芝1/31(水)着となっています。

今回の訪問カウント局数:2局

竹芝からの往復所要費用(飲食代、土産代、電話代等含まず)
 《宿》    6,825(2食付)
 《定期船》 53,040(おがさわら丸(22,570×2)+ははじま丸(3,950×2))
   計   59,865円

以上、長文にお付き合いいただきありがとうございました。m(_ _)m
また、ご一緒させていただいた島本部長さん、そして関係の訪問記をアップくださった皆様にお礼申し上げます。
なお、島本部長さんのブログに訪問記がアップされています(父島編 母島編)ので、併せてご覧いただくことをお勧めいたします。



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