@niftyアップ日:2001.2.4
本ウェブサイト公開日:2001.2.4
一部追記:2006.9.11
一部追記:2007.2.27
旅行地の記録と訪問記


2001.1.23 沖縄県(石垣市・八重山郡竹富町)

前々から行きたかった与那国局久部良分室(日本最西端局、唯一の特定局分室)に先月行ってまいりました。
日毎に、2回に分けて訪問記をアップさせていただきます。

分室完訪を目指している私にとって、久部良分室訪問は大きな課題でした。
やはり一番の理由は、多額のコストが掛かることです。
しかし冬時の事前購入割引(JALグループは「前売り21」)は割引率が高く、例えば1/9〜31(月〜木曜)の東京-石垣便は普通運賃:51,500円に対し、前売り21:18,050円と約65%割引の設定になっていることを知り、これを利用しない手はない!と昨年12月中旬に具体的な計画を立てました。
年休が非常に取りづらいことから、効率的かつできるだけ安く行けるよう、与那国島行きは水曜日に設定。(石垣-与那国便が月火木土は1日1往復、水金日は2往復。同路線の1/17〜31の前売り21は、月〜木が5,250円、金〜日が6,950円。)
1/4〜31の水曜日の内、1/17と31は水曜日にも関わらず1日1往復で、1/10は既に午後便が普通運賃でさえも満席、よって1/24に自動的に決まりました。
この時点でのプランは、

1/22(月)か23(火)
羽田6:30発-JTA071便-石垣9:55着

1/24(水)
石垣10:25発-JTA961便-与那国10:55着
与那国14:40発-RAC806便-石垣15:10着
石垣19:05発-JTA622便-那覇19:55着
那覇20:40発-JTA058便-羽田22:50着

というもので、RAC806便は既に前売り21が満席のため普通運賃、他の便は前売り21にて予約。
航空券購入期限の12/25夜までに1/23〜24の最低2日の年休を取れるかはっきりしなかったため一度予約は自動キャンセル、しかし与那国往復便をキャンセルしてしまうと満席でもう再予約は困難な状況だったため、JTA961、RAC806便はリスクを抱えながらチケットレスにて購入しました。(払い戻した場合の手数料は、計2,680円)
年が明けて1/2に、1/24は与那国-那覇直行便が夕方(16:25発-17:55着)飛ぶことに気付き、前売り21であればRAC806便をキャンセル(払戻手数料420円)してもまだ与那国-石垣-那覇の乗り継ぎ便より4,780円安く上がることから、直行便(RAC880便)を予約。
1/5に無事上司の了解が得られ、1/23〜24に休めることとなり(昨年8/30以来約5か月振りの年休取得)、1/9までに全ての航空券をチケットレスにて購入しました。\(^o^)/
739163さんをお誘いしたところ、与那国島内全2局と、石垣島内7局中4局は既訪であるものの、沖縄本島にミスドの新店(具志川ショップ)ができ沖縄に行く必要はあるとのことで、石垣空港で合流し島内を一緒に回ることに決定。
宿泊は、Yahoo!オークションでホテル日航八重山ご宿泊招待券(2名1室、朝食付)を落札できたので、これを利用しました。

1/23(火)
羽田6:30発-JTA071便-石垣9:55着
レンタカー借受
ホテル日航八重山泊

1/24(水)
レンタカー返却
石垣10:25発-JTA961便-与那国10:55着
与那国16:25発-RAC880便-那覇17:55着
那覇20:40発-JTA058便-羽田22:50着

私のメニューはいつもの通り、100円貯金、100円定額小為替2枚購入、日付印記念押印(風景印、和文印、欧文印)、切手類購入による受領証収集、自動機明細収集、局舎写真撮影です。
739163さんは100円貯金2件、1,000円貯金(貯蓄I通帳)、50円定額小為替2枚購入というメニューでした。
局での分担は、基本的には739163さんが記念押印、私がそれ以外です。

付記
局種は、特記なき限り無特です。
(N***)は、自動機明細の取扱番号です。
< >内は、自動機による取扱時間です。
【 】内は、ポスタルスケール3等による発行No.と取扱時間です。
『 』内は、私のメモによる局到着時間とレンタカー営業所からの走行距離です。



【平成13/1/23(火)曇り】
前夜の残業により約3時間睡眠で4:37北浦和発の京浜東北線始発に乗車。
途中東京中央局でモーニング10を差し出し、5:40頃浜松町にてチェックイン、無事チェックインできたということは欠航ではなさそうであり、ホッとします。
6:11羽田空港着、ゲートからバスで搭乗機へ。
約150人乗りの機内はまぁ空いており、私の席(5A、3人掛け)の隣は空いていました(^^)
約3.5Hのフライトは、実逓書き、回るルートの検討等で余り長く感じず、定刻より少し遅れて10時頃石垣着、空港の人は半袖姿、気温はおよそ20度で東京より15度程も高く、すぐさまセーターを脱ぎました。
那覇8:45発、石垣9:45着のJTA605便で先着の739163さんと無事合流し、予約していたオリックスレンタカーの送迎車でレンタカー営業所へ。
軽自動車を借り、私にとって初めての八重山局めぐりのスタートです!(10:25出発、ダイハツムーブ、97,120km)
739163さんの石垣市内未訪局は八重山、川平、石垣新栄局だけのため、暫くは私の局めぐりにお付き合いいただきます。

●70404大浜局《おおはま》(N017)灰狭ATM(平0900-1730 土0900-1220 日-)<10:47>【No.534 AM10:51】『10:35 2.8km』風景印有(ここから石垣市)
    出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
元集配局(昭和60/9/1集配廃止)。
平成11/6/28改称(旧:沖縄大浜局)。
R390沿い右側、3F建て建物の1F、局舎壁面から「沖」「縄」の2文字をはがした跡がありました。(駐車場有)
欧文印はD欄「907」。(規定上は「OKINAWA」)

●70412白保局《しらほ》(集特)(N003)小型CD(平0845-1730 土0900-1700 日-)<11:06>【No.462 AM11:06】『11:02 9.2km』風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
R390沿い、左側。
先客がいなくて、また交通量が少なく局舎写真撮影も順調で助かります。(以下川平局まで同様)
赤レンガの屋根で、沖縄らしさを感じます。
風景印は県名表示無し。(規定違反)
平成18/9/11集配廃止。(18/9/11公社ホームページ更新)【2006/9/11追記】

●70414伊原間局《いばるま》(集特)(N003)新ATM-P(平0845-1730 土0900-1700 日-)<11:41>【No.632 AM11:41】『11:34 29.9km』風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
県道206号沿い、右側。
石垣島最東、最北の局で、局間距離が長いです。
ここで739163さんが通常貯金を新通帳(横型)にて新規開設、もちろん原簿所管庁表示は「沖縄郵政管理事務所」ではなく「沖縄総合通信事務所」でした。
局名ゴム印は「石垣島伊原間郵便局」。
100円小為替は緑。
平成18/9/11集配廃止。(18/9/11公社ホームページ更新)【2006/9/11追記】

●70409川平局《かびら》(集特)(N015)立体ATM(平0845-1730 土0900-1700 日-)<12:36>【No.066 PM12:21】『12:29 57.0km』風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
県道207号沿い、右側。
集配局ですが昼時のためか局員さんはお1人で、“集配事務を取扱う簡易局”と化しています(^^;
局名ゴム印は「石垣島 川平郵便局」。
ポスタルスケール3受領証の〒表示は「〒907-04」と5桁。
風光明媚な川平湾の観光は見送り、次の局へと急ぎます。
平成18/9/11集配廃止。(18/9/11公社ホームページ更新)【2006/9/11追記】

●70415石垣新栄局《いしがきしんえい》(N053)灰広ATM(平0900-1730 土日0900-1700)<13:13>【No.284 PM1:14】『13:07 74.9km』風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
石垣市役所前を通る道の1本裏側、細い道に面しています。(駐車場有)
小為替受領証書への日付印押印は「点線に掛からないように」お願いしていますが、女性局員さんが押したものを見ると掛かっているものが多く、不本意ながらそれらについては作り直していただきました。
この局はお客さんがひっきりなしにやってきて局舎写真撮影が中々できず、十数分足止めを食らいました;;

●70401八重山局《やえやま》(集普)(N191,N193,N006)左から白ATM,灰広ATM-P,灰APM (平0845-1900 土日0900-1700)<14:09>【No.01-567 13:50】『13:48 76.4km』風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
八重山唯一の普通局で、そのため「石垣郵便局」ではなくこの局名になっているものと思われます。(駐車場有)
屋根にはシーサーが鎮座しています。
番号札は146番(5人待ち)。
貯金窓口の女性局員さんは、私の預入が通帳の20行目になるため“主務者印の押印は少し上にずらしますか?”と声を掛けてくださるなど気がきいており、好感が持てました(^^)
局名ゴム印は「日本最南端の市 八重山郵便局」。
郵便窓口は2色(貯金関係取扱内容は、通常払込み)、貯金窓口は3色(郵便関係取扱内容は、50,80円切手、はがき、200円収入印紙、ふるさと小包、郵便受取)。
739163さんによると、和文印記念押印にあたってはわざわざ記念押印用のきれいな軸を出してきてくださったとのことです。
一方欧文印はぼろぼろで、例えばJAPANは「,△D△N」という感じに見えます。

クリックすると拡大します
石垣港 私の渡島時は、左図のほぼ中央から発着しました。
出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
石垣市内(石垣島内)にはもう1局ありますが、訪問は明朝に回し、残り時間で船に乗りどこか離島に行くこととします。
時間的には竹富島(竹富局)、小浜島(小浜島局)、西表島(西表大原局)のいずれかに行くことができ、検討の結果一番遠い西表島を選択しました。
なお同島には西表島局、西表大原局の2局がありますが、739163さんの調べによれば両局間は車で片道約1時間掛かるそうで、時間的に無理があるため1局だけでUターンします。
しかし、いざ船に乗ろうと739163さんの誘導により「石垣港ターミナルビル」に行くと、様子が変です。
離島便の乗船券売場、乗り場のいずれも見当たりません。
14:40の出港時刻が迫っているため少し焦りながら近くで作業中のおじさんに聞いてみると、何と場所が違うとのこと。
やっと乗船券売場を見付け(R390などに案内看板が出ていれば良いのに、見当たりませんでした。)739163さんを降ろして私はやや離れた駐車場へ。
駐車場からゴム板、まんじゅう(錆桔梗、とび色の2つ)など重い荷物を抱えて走り、ぜいぜいしながら船に到着したのは14:39、何とか間に合いました。(八重山観光フェリーの高速船、サザンクロス8号)
約35分で西表島の大原港へ。

●70413西表大原局《いりおもておおはら》(集特)(N083)立体ATM(平0845-1730 土0900-1700 日-)<15:21>【No.377 PM3:22】風景印有(八重山郡竹富町)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
15:15頃大原港に到着、港に来ていた西表島局の郵便車のおじさんに“大原の郵便局はどこですか?”と聞いてみると“ここから歩いて1〜2分だよ”。
確かに歩き出してすぐに局舎が見えました(^^;
平成10/10/12移転改称(旧:沖縄大原局)で局舎はピカピカ、ポストの脇にはイリオモテヤマネコ(の置物)がいます。(駐車場有)
局員さんは幸い2人で、郵便、貯金の窓口でパラレルに処理が進み、15:27頃には終了。
頑張って港まで走り、今乗ってきた船の折り返し(15:30発)に間に合ってしまいました(^^;;
たった15分弱の西表島滞在には2人とも“これで西表島に行ったと言って良いのだろうか”と釈然としないものを感じましたが、次の船まで待つと1時間10分も時間がありますので、思い切ってしまいました。
局名ゴム印は「カンムリワシの島西表大原郵便局」。
平成19/3/5集配廃止。(19/2/26公社ホームページ更新)【2007/2/27追記】

●70416石垣平真局《いしがきへいしん》(N148)灰狭ATM(平0900-1730 土日0900-1700)<16:32>【No.262 PM4:38】『16:25』(ここから石垣市)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
R390沿い南側、ニッポンレンタカー斜め前。(駐車場有)
貯金、小為替購入はできませんが、それ以外のことを済ませるべくやってきました。
低額切手をバラバラに貼った押印台紙への記念押印に中々OKが出ませんでしたが、もちろん最終的には押せました。

●大浜局『16:56 87.2km』
朝の訪問時の記念押印は風景印だけ実施しましたが、局名改称時の郵頼分(和文印、欧文印)が余り美印でなかったような気がしてきたため、記念押印のために再訪。
無特局ですが和文印が槌型印で押しづらく、739163さんがぶつぶつ言っています(^^;

ホテルのホームページよりここで局めぐりは終了し、日本最西端、最南端のミスドである石垣ショップで遅い昼食を取り(739163さんは既訪)、石垣空港で用事を済ませた後、ホテルにチェックイン。『19:30 101.2km』
無料券での利用なのに上の階のオーシャンビュー、角部屋というデラックスツインが用意されており、ホームページでのインターネット価格でもルームチャージで26,400円(税別)掛かる部屋で驚きました。
夕食は少し張り込んでホテル内のレストランを利用。
優雅な気分で床につきました。

本日の訪問カウント局数:7局



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