@niftyアップ日:2001.7.23
本ウェブサイト公開日:2001.7.23
一部追記:2005.3.12
一部追記:2007.2.27
旅行地の記録と訪問記


2001.7.6 沖縄県(宮古郡多良間村・八重山郡竹富町)

引き続き最終日である6日目(平日5日目)を書かせていただきます。

《本日の旅程(昨夜時点の計画)》
石垣発、黒島着        船
黒島内局めぐり(1局)
黒島発、石垣着        船
石垣港から石垣空港まで移動  バス
12:15石垣発、12:40宮古着  JTA942便
13:35宮古発、14:00多良間着 RAC755便
多良間島内局めぐり(1局)
15:50多良間発、16:15宮古着 RAC758便
19:25宮古発、22:05羽田着  JTA022便【特典】



【平成13/7/6(金)晴れ時々曇り一時雨】
起床し、シャワーを浴びたり部屋の片付けをしたりしていたら時間が刻々と過ぎ、ホテルで無料提供されている朝の軽食を取る時間がなくなりました;;(3泊の予約なのに1食も食べられず、残念。)

石垣港 私の渡島時は、左図のほぼ中央から発着しました。
出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
徒歩で石垣港へ。
黒島には、安栄観光、八重山観光フェリーの両社が就航していますが、復路の便の時間設定が私にとって都合良かった後者を利用します。
船会社事務所内のコインロッカーに荷物を入れ、7:50石垣発、8:15黒島着の船に乗船。
海はそこそこ波が高く、特に黒島港に入る直前の落差は今回の旅で一番激しいものでした。

黒島港
出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
黒島局は港から遠く、“さて移動手段をどうしようか・・”と思い悩んでいると、“有償送還”表示のあるワゴンのお兄さんが“自転車でもどうですか?”と声を掛けてくださったので、お世話になることにします。(レンタバイクは島内にないそうです。)
仲本海岸まで送迎を受け、船の出発20分前までに戻ってくればOKとのことで、10:35発ですから、10:15までに戻ることにします。(レンタサイクル代は、確か1,000円)
他のお客さん1人と共に、お兄さんから島内のスポットを教えてもらい、出発。
私の場合、もちろんまずは黒島局に直行です(^^;

●70406黒島局《くろしま》(集特)(N004)新ATM-P(平0845-1730 土0900-1700 日-)<08:51>【No.567 AM9:05】風景印有(八重山郡竹富町)
この道の先が、黒島小中学校
  この道の先が、黒島小中学校 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
東筋(あがりすじ)の集落の一番西端、県道213号(日本の道100選に選定)沿い。(駐車場有)
「POSTBASEv2」によると、6/8/22移転。
11/6/28改称(旧:沖縄黒島局)。
ポスタルスケール3受領証の〒は「907-13」と古いまま(正しくは「907-1399」)、局名表示は「沖縄・黒島郵便局」。
途中、同業者(旅行貯金)の青年2人が自転車で現れ、スコールがやんだ後に出ていきました。
まだ訪問局数は数百局ということでしたが、沖縄の離島を回り出すあたり、すごいなぁと思いました。
平成19/3/5集配廃止。(19/2/26公社ホームページ更新)【2007/2/27追記】

局訪問後、レンタサイクル屋のお兄さんお勧めの伊古(いこ)桟橋へ。
ハート型をした黒島(そのため「ハートアイランド」と言うそうです。)の上部のくぼみ部に、今では使われていない昔の桟橋がそのまま残っています。
桟橋の長さが異様に長いのは、干潮になった時にも船が着けるようにということだそうで、最先端まで行ってみました。
一部崩壊している箇所があり、自転車を置いてその先は歩きで往復。
目の前には大海原が広がり、後ろを振り返ると黒島の全景が見渡せます。
何とも言えない、のどかな気分です。
時間の余裕が余りないので、残念ですが仲本海岸を目指します。
最短距離で移動すべく、5つの集落の中央にある黒島小中学校(それぞれの集落からほぼ等距離にあり、いいアイディアだなぁと思いました。)を経由し、サイクリング。
噂に聞いていた通り島内は牛が多く、“モー”と牛に挨拶しながら?通ります(^^;
地形は平坦で、サイクリングにはうってつけでした。

港までの送迎バスが出るまでの間に、携帯で自宅に電話を入れ、城辺局から郵便物が届いていないか聞きます。(風景印を記念押印したはがきがもしかしたら郵送されていないかと思い。)
しかしながらそれらしき封書はないということで、これから乗り継ぎで宮古島へ行くことでもあり“また城辺局へ行くか・・”という気になったのでした。

港までの車中で、お兄さんが軽く観光案内をしてくださいました。
印象が良い島であり、“今度はゆっくり泊まり掛けで来たいなぁ”と思いました。
10:35黒島発、11:00石垣着。
730交差点付近のファーストフード店で八重山そばを食べ、11:30バスターミナル発(実際は11:40頃発)の路線バスで空港へ。
石垣-宮古のJTA942便と、宮古-羽田のJTA022便のチェックインを済ませ、大きな荷物をJAL宅配便サービス(1個1,000円着払)で預けてしまいます。
宮古島でレンタカーまたはレンタバイクを借りるべく、数社に電話して料金をチェック。
最終的には、宮古空港でもらっておいたパンフレットに「バイクは、ご来店にてレンタルの場合\1,000円オフさせて頂きます。」と記されていたオキナワレンタカー宮古店に予約を入れました。(何と“半日だけのご利用ですから、ご来店と同じ価格で送迎をサービスさせていただきます。”という素晴らしい対応でした(^^))
電話をしていたため搭乗ゲートへ行くのが少々遅れ、空港内のアナウンスで呼び出しを受けてしまいました(^^;

定刻12:15石垣発のJTA機は、到着機の着陸を待って12:25頃離陸。
3人掛けシートの隣2席は空いていました(^^)
定刻12:40よりやや遅れて宮古空港着。

レンタカー営業所でレンタバイクを借り受け、すぐ宮古空港へ戻って13:35宮古発、14:00多良間着のRAC755便のチェックインをします。(空港ターミナルが独特なデザインのため、チェックイン前に記念撮影をしました。)
しかし!自動チェックイン機が使用停止状態で、仕方なくJTAカウンターにJASカードを出して“チケットレスで買ってあるのですが・・。”と言い、宮古-多良間往復の航空券を受け取ります。(少し気まずい気分。)
昨夜スーパーで買ったお土産などを入れたスーパー袋が邪魔なので、出発までまだ6時間もありますが、JTA022便の手荷物として預けました。

さて、航空券を持って2Fの検査場へ入ろうとすると、“搭乗手続を済ませてください。”と言われてしまいました。
航空券をよく見ると、右側のご搭乗券の部分が確かに未印字です。
慌てて1Fカウンターで搭乗手続を行いまた2Fへ戻りましたが、後でよく考えるとチケットレス決済による航空券の受け取りは「チェックイン済みの搭乗券をお渡しいたします。」となっており、“看板に偽りあり”状態です(--;
搭乗整理券は座席番号を○印で囲んだもので、懐かしい雰囲気を醸し出していました。

19人乗りの機体は小さく、私がこれまでに乗った最小機は36人乗り(喜界島-奄美大島のJAC便)で、記録を更新です。
機内は満席状態。
滑走路へ向かう際、大型機同様に職員の方が機体に向かって手を振っていたのには感心しました。
コクピットと客席の間のドアは開放のままで、機長、副操縦士の行動をつぶさに見られるため、妙な気分でした。(なお、客室乗務員は搭乗していません。)
それにしても機内の空調は送風だけのようで、暑いです。
各席には、“機外持出禁止”と書かれたうちわが備え付けられています(^^;;

多良間空港ターミナルと、有償送還バス定刻より数分遅れで多良間空港着。
多良間空港は喜界島空港よりもコンパクトで、またきれいではなく、ある意味感動します。
ターミナル前に止まっていた路線バスならぬ単なるバス(定員20人位?)に、“郵便局まで行きたいのですが。”と言って乗車。
おじさんは“はいはい。”と返事をしてくれ、これが有償送還バスで間違いないようです。
結局乗客は私1人で出発。
いつもそうなのか、それともゆっくりと景色を見せてくれようとしているのか分かりませんが、両側にサトウキビ畑が広がる道をかなり遅いスピードで走ります。
それでも5分強で多良間局前着。(400円)
“15:50発の飛行機に乗りますので、空港までまたお願いしたいのですが。”と言うと、“30分前に通るから。”とのお話しで、15:20に局前に立っていればいいようです。

●70305多良間局《たらま》(集特)(N061)立体ATM(平0845-1730 土0900-1700 日-)<14:24>【No.180 PM2:40】風景印有(宮古郡多良間村)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
多分、地図(ニューエスト沖縄県都市地図)通りの場所。(駐車場有)
「POSTBASEv2」によると、6/9/12移転。
和文印は槌型印。
風景印は1.5か月前(5/16)に使用開始となったばかりです。
自動機の番号が意外に進んでおり、驚きました。
元金継続の定期貯金(1,000円)通帳式を新規に依頼しましたが、「元利継続」になってしまいました(--;(まぁいいのですが。)
村唯一の局で村内完訪及び、宮古地区(703**)11局を完訪しました。
局内に、利用時間制限なしと思われるパソコンが置いてあり、“掲示板に書き込みしよう!”と思ってYahoo!まで進めておいたところ、後から入ってきた地元?の青年がずっと使っていて操作できませんでした(--;(とは言え、結局時間がなくなり実害は無し(^^;)
渡名喜局で買ったエコーはがきの残りを全部実逓として差し出そうと通信文を書いていた15:10過ぎ、外でクラクションの音がするので“え、もうバスが来たの?”と外を見ましたが車影は見えず、実逓書きを続けていたら、局員さんから“バスに乗るんでしょ?”とお言葉。
やはり局前で待っていてくれていたのでした(^^;
平成19/3/5集配廃止。(19/2/26公社ホームページ更新)【2007/2/27追記】

乗り込むと、先客がお1人。
余計なことですが、400円という高めの設定とは言え、それでも生計が成り立つのか心配になってしまいます。
島内(村内)は村長選挙のまっただ中で、一騎打ち。
人口1,339人(12年国勢調査速報値)の村に選挙後しこりが残らないのかなぁと、これも余計なお世話でした。

本日の多良間空港発着便は全便満席で、キャンセル待ちで待っているおじさんが“前に10人以上いるので、多分乗れないなー。”とぶつぶつ言っています。(15:50多良間発のRAC758便が、宮古行最終便。)
キャンセル待ちは(確か)22番からの呼び出しで、でも結局そのおじさんも乗れ、更に空席がありました(^^;
多良間空港カウンターのお姉さんは普通の私服姿で、RACのみ就航の空港はどこでもそうなのでしょうか?
RAC758便は救命胴衣着用等の説明もなく、定刻より10分強の遅れで発着。
飛行機には何度となく乗っているとは言え、小型機の発着時にはドキドキします(^^;

宮古空港から原付に乗り換え、一路城辺局を目指します。

●70303城辺局《ぐすくべ》(集特)(N078)灰狭ATM(平0845-1730 土日0900-1700)<16:50>【No.887 PM4:55】風景印有(宮古郡城辺町)
17時までに間に合いました。\(^o^)/
用件は風景印を1枚押すだけなのですが、それだけでは何となくもったいないので、売上にも貢献すべく沖縄版1,000円ふみカード3種(12/5/2発行の「ハリセンボン」「マンタ」「ミノカサゴ」)を各2枚購入しました。
ATMを23回程操作。
平成17/4/4集配廃止。(17/3/10公社ホームページ更新)【2005/3/12追記】

時間があるので、足を伸ばし宮古島最東端の東平安名(ひがしへんな)崎へ。
無茶苦茶眺めが良く、この景色を見られてレンタバイク代2,500円(保険料1,000円含)は安い買い物でした。
宮古空港近くで給油。(1.39L、@110円)
原付を返却し、空港まで送迎を受け、宮古局出張所でATMを22回程操作し、ターミナル2Fのレストランで食事。
19:25発のJTA022便は、橋本元首相が搭乗したせいか何なのか、定刻より遅れて19:37に駐機場から動き、19:46に離陸。(ちなみに元首相は私より3列前の最前列窓側の席)
機内はまぁ空いており、3人掛けシートの隣席は空いていました。

定刻22:05より少し遅れて羽田に到着。
22:10着ANA92便で那覇からご帰還の収友(インターネット掲示板でお世話になっているねおさん)、22:15着JAL376便で福岡からご帰還の739163さんと合流します。(偶然、10分の間に3人が羽田に着くとは(^^;)
京急蒲田まで移動し、駅前の居酒屋で短時間ミニオフ。
3日間沖縄離島局めぐりのねおさんも、だいぶ台風4号の影響を受けてしまったということでした。
ねおさんは23:36京急蒲田発の下りに、739163さんと私は23:51同駅発の上りに乗り、品川駅でお別れ。(遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました。m(_ _)m)
私は座れたので寝てしまい事情は分かりませんでしたが、京浜東北線終電は定刻より15分程遅れ1:25頃北浦和着。
自宅へ帰着し、ようやく(気分的には「もう」)5泊6日の沖縄離島局めぐりが終わりを告げました。

台風のため中2日の予定が狂ったとは言え、行けなかったのは波照間局1局だけで、波照間航路が2日間欠航だったためこれは致し方ありません。
“被害”が最小限で済んだことは、幸せでした。
しかも、まなぶさんの掲示板情報によると11月頃に石垣市に無特局が設置されるそうで、波照間局はこの新設局と一緒に訪れたいと思います。
この旅でだいぶ日焼けしました。(普段白いだけに、うれしいです。)
東京では連日36度程度の猛暑が続き、沖縄(32度程度)よりも暑かったようです。
変な話ですが、沖縄へ“避暑”に行った形になりました(^^;
現時点での沖縄県内未訪局は59局(うち沖縄本島48局)になりました。

本日の訪問カウント局数:2局
5日間の訪問カウント局数:24局

帰宅した翌々日(正確には翌日)の7/8(日)に、7/2に訪れた久松簡易局(平良市)から現金書留が届きました。
何かと思って開封すると、現金5,400円と“計算違いで少なく支払いしてしまいました”というお手紙が。
私は全然気付いていませんでしたが、定額小為替を換金した際、受取額が少なかったようです。
ありがとうございました。m(_ _)m

羽田からの往復所要費用(飲食代、土産代、電話代等含まず)
 《飛行機》
 那覇-久米島       6,150(前売り21)
 石垣-宮古        6,800(前売り21)
 宮古-多良間-宮古    11,300(往復割引)
 《船》
 宮古島-伊良部島-宮古島  700(往復割引)
 久米島-渡名喜島-久米島 1,670(往復割引)
 久米島-沖縄本島     3,010
 石垣島-西表島-石垣島  3,800(往復割引)
 西表島-鳩間島-西表島  2,000
 石垣島-小浜島-石垣島  1,960(往復割引)
 石垣島-竹富島-石垣島  1,100(往復割引)
 石垣島-黒島-石垣島   1,150(往復割引)
 《バス》
 伊良部島         200
 沖縄本島         200
 石垣島          400(200×2)
 西表島         1,060(280+780)
 竹富島          150
 多良間島         800(400×2)
 《タクシー》
 伊良部島         930
 沖縄本島         930
 《レンタカー》
 宮古島         8,479
 久米島         5,460
 西表島         1,200(6,000/5)
 《レンタバイク》
 小浜島         1,600
 宮古島         2,500
 《レンタサイクル》
 黒島          1,000
 《宿》
 宮古島         5,775
 石垣島         16,500(5,500×3)
 西表島         2,000
 《ガソリン》
 宮古島         2,314(2,153+161)
      計      91,138円
※羽田-宮古-那覇-石垣、宮古-羽田は特典航空券利用(最安値換算で81,300円相当)

以上、長文にお付き合いいただきありがとうございました。m(_ _)m
また、直接アドバイスを頂戴しましたねおさんと、先島諸島の訪問記をアップくださった皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。



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