@niftyアップ日:2002.6.30
本ウェブサイト公開日:2002.6.30
一部追記:2007.2.9

旅行地の記録と訪問記


2002.6.14 長崎県(福江市)

引き続き最終日である3日目(局めぐり2日目)を書かせていただきます。

《本日の旅程(計画)》
福江7:30発、伊福貴8:05着   ニュー椛島
椛島局めぐり(2局)
本窯12:45発、福江13:10着   ニュー椛島
福江島局めぐり(全21局中1〜2局)
福江14:00発、黄島14:37着   おうしま
黄島局めぐり(1局)
黄島15:30発、福江16:05着   おうしま
五島福江16:50発、福岡17:25着 ANK790便
福岡18:20発、羽田19:50着   JAL370便



【平成14/6/14(金)晴れ】
5:10に起床し、シャワーを浴びて、荷物の片付けなど。
テレビの天気予報では今日は降水確率0%、最高気温27度で、問題なさそうです(^^)
朝食は7:00からなので時間ぴったりにレストランへ行くと、既にお食事中の方がたくさんいらっしゃいました(^^;
シンプルな朝食を急いで取り、チェックアウト後、福江港まで歩きます。

福江港 福江港 左図は、工事完了後の福江港です。(ターミナルビルは、2005/3/25供用開始)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
沿岸航路の桟橋は2本で、今から乗るニュー椛島の他、3隻が停泊していました。(2本の桟橋は平行ではなく40度位の角度で、面白い作りだなぁ、と思いました。なお福江港は現在大規模工事中で、完成は2年後のようです。)

本窯港にて定員56名の船に乗り込み、定刻7:30発のところ7:28発(^^;
カーペット席に陣取り、回ってこられた船員さんに往復分代金を支払い。
この便で先に着く本窯(もとがま)までが720円、後に着く伊福貴までが700円と、逆転現象でした。(1日3往復の内、朝の便だけが遠い本窯へ先に寄るため。)
本窯に寄港した後、定刻の8:05頃伊福貴着。

伊福貴港の正面に2F建の漁協が構えている他は住宅が並ぶ小規模な集落でした。
局の場所の知識はありませんでしたが勘で進み、奥の細い道沿いにある簡易局を無事発見(^^)
9:00まで待機と思っていたところ、8:40頃に入口が開いたので入り込み、取り扱っていただいてしまいました(^^;

●76713伊福貴簡易局《いふき》(ここから福江市)
この中央の道を進みます
この中央の道を進みます 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
船を下りて左に進み、住民センターと診療所の間の細い道を行き、商店がある角を左折して暫く先の左側。桟橋から歩2分程度。(駐車場無)
局名録では「伊富貴」ですが、「伊福貴」が正当。
民家受託で、職員の方は男性がお1人。
貯金の郵頼がたまにあるそうですが、直接来局の上取り扱うものなので断っているそうです。(当然だと思います。)
7/8の週に訪問を予定している上五島で日島簡易局が4/30から一時閉鎖になったことについて伺うと、“受託者が亡くなり、今受託者の募集をしている。多分親戚の方に決まって近い内に再開するのではないか。”とのお話でした。
五島椛島局まで移動するのに、島内にタクシーがあるか不安でしたが、“そんなものはない。”
車がない人は、他の方の車か漁船に便乗させてもらうそうです(^^;
歩くと高低差があって大変で、以前九州郵政局から郵便線路の調査でいらした方が歩かれて“これまで各地へ行ったが、ここが一番大変だ。”と言われていたとのこと。
我々はどうなってしまうのでしょうか(^^;
局前に「ゆうパック(小包)は、平日午前6時30分頃から午前7時頃も受け付けます。」との公示があり、通常通り一度監督局(五島椛島局)に送るのか聞いてみると、“8:10の船に載せるゆうパックに限り、協定により直接福江局へ送っている。”
住民の便宜を考えた柔軟な取扱いだと感心しました。
(切手・葉書・印紙)販売額証明書の販売証明印欄は、伊福貴簡易郵便局受付印と受託者私印を押印したもの。
郵便、貯金とも9〜16時で、特殊な休業日はありません。
8:57に全メニューが終了(^^;

本窯への移動にあたり、漁協作業場?で作業中の方々にダメ元で“本窯へ行かれる方がいらっしゃいましたら一緒に乗せていただけませんか!”とお願いしてみました。
すると“10時で良ければ。車の荷台だけど。”とおっしゃってくださる方がいらっしゃり、“もちろん結構です! よろしくお願いします!”とお返事。
時間まで港の待合所で待機し、軽トラックの荷台に乗せていただいて風に吹かれながら約10分、本窯の集落に到着しました。\(^o^)/
軽トラのおじちゃんに厚く厚くお礼を申し上げ、最敬礼。(楽できた上に、定期船でも1人210円掛かるのにタダで乗せていただき、本当にありがとうございました。)
余談ですが両集落の大体真ん中(集落からおよそ3km)に学校があり、黒島(沖縄県八重山郡竹富町)と似ているなぁ、と思いました。

●76135五島椛島局《ごとうかばしま》(集特)(N002)感熱CD(平0845-1800 土0900-1400 日-)<10:16>【No.124 AM10:21】
左端が「本窯渡船待合所」
  左端が「本窯渡船待合所」 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
本窯港の前。「本窯渡船待合所」の3軒右隣。(駐車場無)
エコーはがきが3年前(11/3/1、長崎-129、長崎文化放送(株))のものを筆頭に10数種あり、3人合わせて500枚以上買った気がします(^^;
時間が十分あるので、定額定期通帳新規作成(1,000円預入)や定額小為替期限切れ再交付請求を実施。(後者はほとんど取り扱ったことがないようで、かなり手こずっていらっしゃいました。)
船が3便ある内、郵便物は1便と2便にしか載らないそうです。
局前赤丸ポストの台座がありませんでした。
平成19/2/19集配廃止。(19/2/9公社ホームページ更新)【2007/2/9追記】

11:20頃待合所に着き、昨夜買ったサンドイッチ等と739163さんからいただいたミスドのドーナツを食しました。
定刻12:35着のところ12:31着。(伊福貴12:30発なのに(^^;)
定刻12:45発のところ12:38発、福江定刻13:10着のところ12:59着。
4時間で2局と効率は悪かったですが、各10分間の停泊時間で局往復をするというのは我々では望むべくもなく、予定通りで完全に満足しています。(島本部長さんは船長さんに予告の上、停泊時間に訪局されたそうです。)
さて、「おうしま」出港までの1時間で何とか2局の局めぐりをします。
Ya氏と私は福江港から程近い福江港簡易局へ急行!

●76778福江港簡易局《ふくえみなと》『13:12発』
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
五島バスターミナルホテルとカンパーナホテルの間の道を南下した突き当たり。
桟橋から歩3〜4分。(駐車場無)
簡易局専業で、職員の方は男性がお1人。
郵便、貯金とも9〜16時で、特殊な休業日はありません。

2人が出る頃739163さんが悠然と到着され、定額小為替購入と1,000円定期貯金預入を託して福江局へ急ぎます。(739163さんは福江局既訪のため、Ya氏と私だけで訪問。)

●76004福江局《ふくえ》(集普)(右からN230,N220)灰広ATM,灰広ATM-P(平0845-1800 土0900-1700 日0900-1230)<13:28>【No.324 PM1:17】風景印有『13:19着 13:41発』
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
福江市役所の約200m南側。バス通り沿い、信号角。(駐車スペース有)
五島唯一の普通局だけに、威厳を感じます。
番号札は375番(1人待ち)。
貯金窓口は、一部郵便事務も取り扱う3色窓口でした。
局名ゴム印は「福江郵便局(五島)」。
名瀬局同様、風景印の軸は特印に使われている緑のプラスチック製のものでした。

おうしま13:50に港へ戻り、「おうしま」に乗船。
船内は結構きれい(1996年3月竣工)で、かつ3タイプの席(カーペット、ソファ、座席)があり、小さい船ながらも良い造りでした。
船内で往復分代金を支払い。
定刻の14:00丁度に出港。
しかし、喫煙される方がいらっしゃり、ブルーな気分になりました(--;
739163さんから定期貯金通帳を受領、でも何か変です。
2行目なのになぜか個別番号が「03」。
福江港簡易局で定期貯金なのに誤って定額貯金で打ってしまったそうで、無理やりその分は別通帳に印字し、それ故「02」がいないとのこと。
お手数をお掛けしました。m(_ _)m
さて、小さな島(赤島)に寄港しましたが、長崎県HP(12/10/1現在国勢調査)によると何と11世帯、12人の島だそうです。(以前は赤島局(無特)があったようですが、昭和44/3/31廃止。)
定刻の14:37頃、いよいよ黄島到着です!

黄島に停泊中のおうしま港には地元の方が10人位いらしていて、活況を呈していました。
左右に石垣の並ぶ細い道を国土地理院地形図の〒マークの方へ進みますが、一向にそれらしき建物が見えてきません。
人に聞こうにも人影が見えません。
仕方なく民家の1軒に声を掛け、おばあちゃんに局の場所を聞いてしまいました(^^;
来すぎているということで戻り、今度は道で出会ったおばあちゃんに尋ねて近くまで引率していただきました。m(_ _)m
昔は○○さんが簡易局をやっていて先の方にあったそうですが、今は□□さんで港寄りの方に移ったそう。
学校(福江中学校黄島分校)前を通ったのですが、在校生は3年生1人だけ、先生は5人!で、来春卒業したら休校ないし閉校になってしまう見込みだそうです。

●76801福江黄島簡易局《ふくえおうしま》
左図中の渡船の位置の、右岸から発着しました。
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
(1)左端の民家の間の道を進みます (2)ここを右折します (3)この角を左折します
(1)左端の民家の間の道を進みます (2)ここを右折します (3)この角を左折します
港から細い道をまっすぐ集落内へ進み、左側に商店らしき民家のある角を右折、右側に診療所、左側に消防団分団を見て、暫く先の角を左折、少し進んだ右側。学校そば。桟橋から歩2〜3分。
12/4/3移転。
民家受託で、職員の方は男性がお1人。(制服着用)
5/27から引換開始になった「ワールドカップサッカー大会記念500円ニッケル黄銅貨幣」に関する公示が局内にあり、聞いてみると3種がまだ各6枚あるとのことで、1人2セットずつ引き換えていただきました。
時間があったので定額定期通帳に1,000円定期貯金を預入。
操作方法が分からないそうで、どこか(多分福江局でしょう。)に電話で照会の上取り扱ってくださいました。
差出郵便物は、船の1便と2便のどちらにも載るそうです。
切手類領収書は、一般の領収証(コクヨ ウケ-78N)を用い、局名等のゴム印と受託者私印を押印したもの。(ノーマルな「(切手・葉書・印紙)販売額証明書」も有)
郵便、貯金とも9〜16時で、特殊な休業日はありません。

船は定刻の15:30丁度に出発、お客さんは我々以外にはお2人だけでした(^^;
同時刻の15:30に2002FIFAワールドカップTMの日本-チュニジア戦が長居スタジアム(大阪市東住吉区)で開幕。
船内のテレビは悲しいことに故障中で映らず、が私のリクエストに応え船員さんがラジオをガンガンに入れてくださいました(^^)
ダイヤ上は3分停泊のはずの赤島には寄らず、福江着は定刻より5分早い16:00。
でもさすがに福江(港から歩数分)16:00発の空港行バスには間に合わず、タクシーのお世話になりました。(1,320円)
空港では739163さんがカウンター職員の方からめざとく見付けられ、昨日受け取れなかったORC4回回数券を預かり証?と引き換えに交付されたそうです。(昨日の話では7/12に上五島空港で交付ということだったのですが、長崎で発券後一度五島福江に届いたようで、五島福江空港カウンターの方は思い掛けず本人に渡せて“やれやれ”といったところでしょうか(^^;)
小腹が空いたので、739163さんと私は空港2Fレストランにて五島うどんを食しました。
手荷物検査場入口前(2Fロビー)のテレビではもちろんワールドカップを流しており、後半3分、日本が1点先制しました。\(^o^)/
待合室のテレビでギリギリまで観戦しましたが、1-0のまま動かずANK790機中へ。
またゲートで「当たり」の案内がなく、「キャッシュバックキャンペーン(第2弾)」に外れました;;
定刻16:50発のところ16:58出発、17:03離陸。
ほぼ満席の中、739163さんは前方通路側(4D)、私は窓側(4F)、Ya氏は真ん中(4E)と横一線でした。
眼下には上五島の島々が見え、来月無事に局めぐりできるよう、祈るばかりです。
機内サービスでコーヒーをリクエストしましたが、いただいてほんの1分程で着陸準備のためテーブルが使えなくなり、フライトの短さを実感しました。
福岡に着いた頃、機内放送で日本が1-0で勝った旨流れ、機内は拍手の渦でした(^^)(後に2-0という訂正放送有(^^;)
定刻17:25着のところ17:27着陸、17:32到着、一度地上に降りて徒歩で第1ターミナルへ移動。
21:00発のSKY012便に乗られるYa氏と第2ターミナル1Fでお別れ。
10分位しかありませんでしたが、739163さんの上級会員特権によりJALサクララウンジを利用、激混みでびっくりしました。
全日空商事売店でお土産を買い(ANAカード決済、10%引)、JAL370便に搭乗。
739163さんは一般席最前列の前方通路側(10H)、私は同列窓側(10K)で、3人掛けシートの真ん中(10J)は空いていました(^^)
定刻18:20発のところ18:24出発、18:31離陸。
定刻19:50着のところ19:41着陸、19:47到着、ボーディングブリッジ使用。
このフライトで4月からのJAL便搭乗が10回になり、「JALマイレージバンク国内線ステップアップボーナスマイル」で10,000マイルをゲット(^^)(7月中旬積算)
羽田空港局ATMで残りの1,000円定期貯金20件を預入し、1冊(24件ではなく23件ですが(^^;)が埋まりました。
バスでお帰りになる739163さんと空港1Fでお別れし、羽田空港20:19発のモノレールに乗り、浜松町でJRに乗り換え。
職場に立ち寄り、着替えた後帰宅しました。
お得に下五島局めぐりができ、そして計画よりも1局多く回れ、良かったです(^^)

本日の訪問カウント局数:5局
2日間の訪問カウント局数:16局

羽田からの私の往復所要費用(飲食代、土産代、電話代等含まず)
 《宿》       9,725(5,000+9,450/2、朝食付)
 《飛行機・JAL》  18,600(9,300×2、チケットレス割引)
 《飛行機・ANK》  10,800(5,400×2、プレ割)
 《船》        760(貝津-嵯峨島、往復)
           1,420(福江-伊福貴700、本窯-福江720)
           1,360(福江-黄島、往復)
 《地下鉄》      500(250×2)
 《タクシー》     440(1,320/3)
 《レンタカー》   2,326(6,977/3、ガソリン代込)
    計     45,931円

獲得マイル数
 《JAL377便》682マイル(75%425マイル+ボーナス257マイル)
 《ANK781便》245マイル(75%84マイル+ボーナス161マイル)
 《ANK790便》245マイル(75%84マイル+ボーナス161マイル)
 《JAL370便》682マイル(75%425マイル+ボーナス257マイル)

以上、長文にお付き合いいただきありがとうございました。m(_ _)m
また、直接アドバイスを賜った島本部長さんと、関係の訪問記をアップくださった皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。



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