本ウェブサイト公開日:2008.4.6
旅行地の記録と訪問記


2005.11.13〜14 東京都(八丈町・青ヶ島村)

平成17/11/13(日)〜14(月)の1泊2日で伊豆諸島局めぐりをしてきました。
遅くなりましたが、訪問記をアップさせていただきますので、よろしければお付き合いください。

【プロローグ】
平成17/11/11(金)の伊豆大島訪問記に記しました通り、この日から伊豆諸島局めぐり(9島25局)に取りかかりました。
実は、739163さんと相談の上、11/9は伊豆大島(7局)、11/10は青ヶ島(1局)を2人で回り、11/11は私だけで八丈島(6局)をめぐる、というプランを立て、予約も入れ始めたのですが、主として私の都合により伊豆大島局めぐりだけになりました。m(_ _)m
青ヶ島・八丈島局めぐりについては、11/13(日)から1泊2日での計画を立案しましたが、739163さんはご都合が悪いとのことで、私1人のみの旅行です。
しかし、インターネットで色々な旅行記等を読むと、羽田-八丈島便の飛行機(エアーニッポン:ANK)の就航率は約90%と低いですし、八丈島-青ヶ島便となると、ヘリコプターは約90%、船(還住丸)は40〜50%!!と、気を失ってしまいそうな数字です。
(本訪問記作成にあたり、改めてインターネットで検索した結果は、次の通りです。)
路線 2005年度就航率 出典
八丈島空港 91.1% 東京都監査事務局
青ヶ島(ヘリコプター) 89.1% 全国地域航空システム推進協議会
青ヶ島(定期船) 推定50.2% 青ヶ島村政要覧
(運航回数「157」を、月〜土曜日の日数「313」で除しました。)

クリックすると拡大します 青ヶ島村パンフレットより

※船の復路は、
青ヶ島13:30発、八丈島16:00着
です。
八丈島-青ヶ島便は、ヘリコプター・船とも1日1往復(船は日曜運休)しかなく、青ヶ島・八丈島の計7局を1日で回るには、ダイヤの都合上、ほぼ次の旅程で行動するしかありません。

《17/11/13(日)》
羽田7:45発、八丈島8:30着   ANA821便
八丈島9:20発、青ヶ島9:40着  ヘリコプター
青ヶ島村内泊

《17/11/14(月)》
青ヶ島9:45発、八丈島10:05着  ヘリコプター
八丈島16:05発、羽田16:50着  ANA826便
(八丈島17:30発、羽田18:15着 ANA830便)

超低就航率の船を利用しないわけですが、それでも4区間全てで欠航に出遭わない可能性は、約66%(90%の4乗として)しかありません!!
もちろん、時期により大きな差はあるでしょうが、年間を通して考えれば約1/3の確率で局めぐりがうまくいかないと言えるわけで、恐ろしいことです・・。
更に、ヘリコプターの席数は9席しかなく、予約開始(搭乗1か月前)後すぐに席が埋まってしまうようです!!
11/7に恐る恐る東邦航空予約センターへ電話を掛け、11/13(日)の八丈島-青ヶ島便と、翌日の青ヶ島-八丈島便の空席を尋ねると、後者は予約OKなものの、前者は取消待ち!!
往路の取消待ちと、復路の予約をお願いしました。
往路の予約が取れなかったらどうしよう、と言うか、9席しかないので空席が出ない可能性の方が高いなぁ・・と憂鬱な気分になりましたが、ものの10分程で電話が掛かってきて、空席が出たとのこと!!
ラッキーです!!
11/12(土)に確認の電話を入れてください、とのことでした。
羽田-八丈島往復は、11/6にANAウェブサイトから予約(往復運賃)を入れ、ネットチケットレス割(約2%引)適用最終日である搭乗前日(11/12)にANAカード決済。
復路は、16:05発のANA826便が良いものの、満席のため、17:30発のANA830便を確保。(ANA826便の取消待ちを入れました。)
10/1〜12/31搭乗分は「羽田第2ターミナル1周年記念 ANA乗っトク使っトクキャンペーン」により、2回搭乗ごとにEdy500円分+楽天スーパーポイント500円分が付与されます(^^)
また、10/1〜来年3/31搭乗分は「ネットチケットレス割ボーナスマイルキャンペーン」で1搭乗につき+100マイルですから、ちょっとおいしいです(^^)
宿は、青ヶ島村ウェブサイトにて適当な民宿を探し、11/8に電話予約。
“仕事ですか?”と聞かれ、仕事ではないものの、純粋な観光とも言えないかなぁと思い、“半々です”と答えました(^^;
八丈島でのレンタカーは、インターネットで安価なプランを探索。
11/8に電話を掛け、更にウェブサイト経由でメールを送信し、同日回答メールが届きました。
決定した旅程は次の通りです。

《17/11/13(日)》
羽田7:45発、八丈島8:30着   ANA821便
八丈島9:20発、青ヶ島9:40着  TAL11便
青ヶ島村内泊          ビジネス宿中里

《17/11/14(月)》
青ヶ島局めぐり(1局)
青ヶ島9:45発、八丈島10:05着  TAL12便
レンタカー借受         八丈フリーダムレンタカー
八丈島局めぐり(6局)      レンタカー
レンタカー返却         八丈フリーダムレンタカー
八丈島17:30発、羽田18:15着  ANA830便
(八丈島16:05発、羽田16:50着 ANA826便)

予習は、インターネット上で実施。(特に、藤井さんの2002/3/20〜22分が大変参考になりました。m(_ _)m)
休暇簿を提出して出発です!

基本メニューは、100円貯金、100円定額小為替2枚購入、日付印記念押印(風景印、和文印、欧文印)、切手類購入による領収証書収集、自動機明細収集、局舎写真撮影です。

付記
局種は、特記なき限り無特です。
(N***)は、自動機明細の取扱番号です。
< >内は、自動機による取扱時間です。
【 】内は、新郵便窓口機器による発行No.と取扱時間です。
『 』内は、私のメモによる時間とその日のスタートからの走行距離です。

【平成17/11/13(日)晴れ】
約4時間睡眠で、5時に起床。
「10月1日よりスマートeサービスが、さらにカンタン・便利に!」「チケットのご購入と同時にチェックイン!」ということで、ANA821便のチェックインは、昨日の決済と同時に完了しています。
気象庁ウェブサイトの天気予報によると、伊豆諸島南部(八丈島)は、晴れのち曇り、降水確率6-12時10%、12-18時10%、18-24時20%、最高気温21度、波2.5mのち2m(うねりを伴う)。
明日を含め、天気はまずまずのようで、ちょっと安心しました(^^)
まだ薄暗い中を出発。
北浦和6:05発の京浜東北線に乗車し、浜松町6:53発のモノレールに乗って、羽田空港第2ビル7:16着。
地下1階のampm羽田空港第2ターミナル店でEdyによりお弁当と飲料を購入。(ANA乗っトク使っトクキャンペーン(10/1〜12/31)により、計4マイルゲット(^^))
2階の自動チェックイン機で、チェックイン済航空券を発券。
検査場は空いています(^^)
51番ゲートからANA821便(ANKによる運航)に乗り込み、2A(前方窓側)に着席。
3人掛けシートの隣は空いており、1列(6席)でもお客様は2人だけでした。
機内でお弁当を食べていたら、キャビンアテンダントさんがおしぼりをくださいました(^^)
お客様用の映写設備が無い機材のようで、キャビンアテンダントさんによる救命胴衣着用などの実演有。
定刻7:45発のところ7:52出発、8:05離陸。
八丈島でのヘリコプター搭乗手続は定刻30分前までとなっていて、8:50がリミット。
しかし、昨日のANA821便は約1.5時間遅れ・・。
今日はせめて10分遅れ位で済んで欲しいと祈るばかりです。
八丈島の天候は晴れ、気温は20度とのアナウンス。
八丈島定刻8:30着のところ8:38着陸、滑走路上でUターンし、8:41到着!

東京愛らんどシャトルのカウンター(11/14撮影) (右奥)東京愛らんどシャトルのカウンター(11/14撮影) 竹芝客船ターミナル(東京都港区)にて(11/11撮影)
東京愛らんどシャトルのカウンター (右奥)東京愛らんどシャトルのカウンター 竹芝客船ターミナル(東京都港区)にて(11/11撮影)
ロビーへ急いで向かい、ANAカウンターのそばにヘリコプター(東京愛らんどシャトル)のかわいいカウンターを発見!
間に合いました!
大体の体重を聞かれて、手荷物の重量も測定。(6.15kgだったので、5kg超の1kg分は別料金。220円也。)
運賃+超過手荷物料金は現金で支払い。
難関の青ヶ島へ無事着きそうであり、ほっと一息です(^^)
これからお世話になる宿へ、電話を入れました。(予約時に、ヘリコプター搭乗前に電話を掛けてください、と言われていました。)
ANA(ANK)カウンターで、明日分の航空券(ANA830便)の発券を依頼し、受領。
実は、取消待ちを入れていたANA826便の予約が取れていて、航空券は手書きでの修正となりました。
検査場を通り、待合室へ。
ヘリコプターに乗るのは初めてですから、ドキドキです!
青ヶ島にて
クリックすると拡大しますクリックすると拡大しますクリックすると拡大します
いよいよTAL11便の搭乗開始で、全7名のお客様が、自由に着席。(1列目3人+2列目3人+3列目1人)
乗員はお2人(操縦士と機関士?)で、機関士?の方は半袖姿。
定刻9:20発のところ9:17出発、9:22離陸。
予習していた通り、飛行機同様、駐機場から滑走路へ出て、滑走路上を前方に進みつつ、徐々に上昇。
ヘリコプター内の音はさすがに大きくて、耳栓が欲しくなる程でしたが、音量的には、旅客定員9名の那覇-粟国便(RAC便)と同じ位かな、と思いました。

ターミナル(^^;
クリックすると拡大します クリックすると拡大します(11/14撮影)
  ヘリポートより中心地を望む
島影が段々大きくなり、青ヶ島定刻9:40着のところ9:41着。
遂に、青ヶ島に着きました!!
小笠原の母島でも見掛けた、シルバーのパトカーをまた発見!(^^;
〒マークを付けた車もとまっています。
ヘリコプターは、お客様3名を乗せて、定刻9:45発のところ9:46発。
宿の方が車で迎えに来てくださっていて、他のお客様お2人と共に、ビジネス宿中里へ。
すぐに到着し、和室へ通されました。
しかし、朝9時台にチェックインしてしまうとは、すごいです(^^;
荷物を置き、徒歩1分程の場所へ向かいます!

●01790青ケ島局《あおがしま》(集特)【No.268 10:11】風景印有(青ヶ島村)
11/14撮影 11/14撮影 11/14撮影
クリックすると拡大します
11/14撮影 クリックすると拡大します
ヘリポートから南下し、この交差点を右折します
ヘリポートから南下し、この交差点を右折します 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
都道236号(青ヶ島循環線)沿い、西側。カーブの所。菊池商店斜め向かい。ヘリポートから路程400m程度。歩約4分。青ヶ島小中学校から西南西に350m程度。(駐車スペース有)
局名は、官報告示(昭和59/8/29郵政省告示第648号)によると「青ケ島」、日本郵政公社公表(平成19/3/9「郵便局の開局情報」ウェブサイト)によると「青ヶ島」。
藤井さんのウェブサイトでの予習通り、ビジネス宿中里に隣接(^^;
電子地図(プロアトラス)の〒マークよりも50m程西でした。
「郵便局をさがす」ウェブサイトの地図では、ヘリポートから南南西に300m程度の所に〒マークがありますが、だいぶ違っています。
自動機のホリデーサービスはなくて、日曜日の取扱いはゆうゆう窓口のみ。
よって、局舎写真撮影しかできないかも、と思いましたが、ゆうゆう窓口業務は通常の郵便窓口で行われていて、領収証書収集も記念押印もOK!
明朝、窓口では100円貯金、積立貯金、定額小為替購入だけを行えば良いことになり、助かります。
風景印、和文印、欧文印のいずれも更植済。
窓口は2つ(郵便、貯金各1)だけで、何となく簡易局的な雰囲気がありました(^^;
職員の方は全4人だそうで、皆さん東京支社管内の異動(3年)でいらっしゃるそうです。
局前ポストの取集時刻は次の通りです。

船便欠航時 8:30
船便入港時 11:00
平日のみ 17:00

明日また来る旨申し上げて辞しました。
なお、平成19/3/19集配廃止。

昼食は12〜13時ですから、それまで2時間程あります。
近場を散策することとし、局から南の方へ進んでみると、数人の方が何やら作業中。
たまたま通り掛かったパトカーのお巡りさんによると、特産の青酎(あおちゅう)を作っているところのようです。

今度は北上して、ヘリポートへ。
お墓に隣接していました(^^;

青ヶ島村役場 青ヶ島村役場(11/14撮影) (左手前)集会室.図書.武道館 (左奥)老人福祉館 (中)おじゃれセンター (右)青ヶ島村役場(11/14撮影)
青ヶ島村役場 青ヶ島村役場 (左手前)集会室.図書.武道館 (左奥)老人福祉館 (中)おじゃれセンター (右)青ヶ島村役場
発電所(東京電力株式会社青ケ島内燃力発電所)の脇を通り、村の中心地へ。
中心地と言っても、人口最少の村(平成17/10/1現在、117世帯、197人)ですから、人影がほとんどありません。
官庁街?には、「青ヶ島村役場」「集会室.図書.武道館」「老人福祉館」「おじゃれセンター」(診療所、保健福祉センター、保育所)があり、村役場前にポストが立っていました。
図書館で村広報誌の閲覧など。
村議会の記事で、気になるものを見付けました。(平成16/5/1発行、第166号より)

・議員 問「生活物資輸送は還住丸が主で重要。就航率が低く「なかなか来てくれない還住丸」と表現され、数日連続就航すると、好条件でも欠航することが多い。」
・村長「ご指摘のとおり、連続就航すると意図的な欠航を感じ、伊豆諸島開発に協力的な運航を申し入れている。」

12時が近付きましたので、宿へ戻ります。

途中、十一屋酒店に寄り、青ヶ島産の商品をお土産にしようと、次の4点を購入。
・ひんぎゃの塩120g(360円也)
・えいたば塩(500円也)
・池乃沢七五三うこん(1,200円也)
・青酎(2,400円也)
青酎は1本しかなくて、買えて良かったです(^^)
付近に2台あった自販機をチェックすると、500mlのペットボトル飲料が150円、缶飲料が120円で、どうやら都区内と同額のようです。

ビジネス宿中里
宿の食堂で昼食をいただきました。
食堂の一角に色々な土産物が並んでいて、何と!青酎が何本もあります(^^;
さて、時刻はまだ12:30過ぎ。
車で島内観光をしたいな、と思い、宿の方に車を貸していただけないか伺うと、OK!
品川ナンバーの軽自動車(スズキEVERY、85,518km、カーナビ無)を借受け。
12:50に出発です!

三宝港上元機関庫手前通行止青ケ島局前から都道(「都道」のイメージとは違います(^^;)を南下し、青ヶ島港(三宝港)を目指しますが、すぐにバリケードが現れて「三宝港上元機関庫手前通行止」との表示が(--;
仕方ないので、Uターンして、時計回りに三宝港へ向かいます。

丸山
平成流し坂トンネル(1992年3月、237m)を抜けると、プリン型の丸山が登場!
インターネット上では何度も目にしていますが、直に見ると、圧巻です!
と、脇を自転車に乗って小学生が走り抜けていきました。
この山道を自転車とは、すごいです。

(左)三宝港 (右手前)ふれあいサウナ (右奥)岡部 都道236号(右折すると、キャンプ場、ふれあいサウナ方向) 都道236号(手前は、青宝トンネル出入口)
(左)三宝港 (右手前)ふれあいサウナ
(右奥)岡部
都道236号(右折すると、キャンプ場、ふれあいサウナ方向) 都道236号(手前は、青宝トンネル出入口)

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三宝港
出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
再び走り出し、青宝トンネル(1985年3月、505m)を抜けると、三宝港に到着!『6.7km』
こちらも画像はたくさん見ていますが、実際は立体感がすごいです!
辺りを歩き回り、持参したカメラがデジカメなのをいいことに、50枚以上も写真を撮りまくりました。
青宝トンネルの入口脇から右上の方へ道路が延びていて、先程の反対側の表示では「通行止」になっていたわけですが、“行けるところまで行ってみよう!”と思い、車で上ってみました。
が!! 余りの急坂に、“転落”の文字が脳裏をよぎり、引き返すことに。
しかし、進むも地獄、退くも地獄的な状態に陥り、泣きながら、何とかトンネル入口まで戻りました(^^;
青宝トンネルが開通するまで、集落との行き来はこの道を使うしかなかったのでしょうから、皆さんの運転技術に感嘆するばかりです。(私が下手なだけかも(^^;)

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三宝港を引き揚げ、丸山の西側のふれあいサウナへ。
受付は無人で、入館者名簿に記帳し、料金200円を置いて、館内に進みます。
中にもどなたもいらっしゃらず、ずっと貸切状態でした(^^;
サウナは60度だそうですが、すごく熱かったです。

警視庁八丈島警察署青ケ島駐在所 (左)官庁街
宿へ戻る途中、再度官庁街?に寄り、写真撮影を実施。
八丈島署青ケ島駐在所や、青ヶ島小中学校も、カメラに収めました。
宿で車を返却。『15:27 14.0km』
取りあえず料金の話はありませんでしたが、チェックアウト時に幾ら請求されるのでしょうか?(^^;
ともかく、車のお陰で有意義な青ヶ島観光ができましたので、感謝の気持ちも込めて、販売品の2005年牛祭りTシャツ(1,500円也)を買いました。
10分程部屋にいましたが、外はまだ明るいですし、貴重な青ヶ島滞在ですから、また出掛けます!

青ケ島局の南から都道をそれて南南東へ進み、東台所神社へ。
しかし、鳥居の向こうは草ぼうぼうで、とても先へ進める状態ではありません。
神社行はあきらめて、島内最高地点(423m)の大凸部(おおとんぶ)へ。
こちらも結構草木が繁茂していましたが、何とか進むことができ、頂上へ到達!!

クリックすると拡大します クリックすると拡大します クリックすると拡大します
大凸部よりヘリポート方向を望む 大凸部より島の西側を望む 大凸部より平成流し坂トンネル方向を望む
クリックすると拡大します 三角点
大凸部より丸山を望む 三角点
プリン型の丸山、そして島内を俯瞰することができ、絶景です!!
ひーひー言いながらも登ってきた甲斐がありました(^^)
ほとんど無風で、明日は無事帰れそうな予感です。
16:30頃、宿に戻りました。

夕食時間(18〜20時)になり、おいしくいただきました。(食堂に他のお客様は3名いらっしゃいました。)
入浴後、部屋で読書(宿にあった、昭和55/9/30発行「青ヶ島島史」)。
テレビの天気予報によると、明日の伊豆諸島南部(八丈島)は、晴れのち曇り、降水確率6-12時10%、12-18時20%、18-24時20%、最低気温15度、最高気温20度、波1.5m。
今日は、最低気温14.4度、最高気温21度だったようです。
かなり早いですが、20:30頃就寝しました。




【平成17/11/14(月)曇り】
6時起床。
テレビの天気予報によると、伊豆諸島南部(八丈島)は、曇り、最高気温20度、波2m。
青ケ島局向かいの公衆電話から、還住丸就航案内ダイヤル(04996-9-0033)へ電話を掛けると、今日は就航決定とのテープ案内!!
インターネットでの予習では、青ヶ島に渡れたものの、船が欠航、ヘリコプターも欠航や満席で何日も島に滞在することになった、という旅行記を幾つも読んだだけに、かなり心配していましたが、少なくとも八丈島までは戻れることが確定しました。\(^o^)/
なお、携帯電話(ツーカー)は、島内ではずっと圏外でした。

朝食時間(7:30〜8:30)になり、おいしくいただきました。
精算をお願いすると、車代は3,500円だそうで、合計12,425円也。
1泊3食付で、税別8,500円ということのようです。
ちなみに、部屋に「車両貸し出しについて」というペーパーがあり、料金は次のようになっていました。
バン(5人乗り) 24時間 5,000円
2時間 2,500円
ワゴン(8人乗り) 24時間 7,000円
2時間 3,500円


8:30前に出発です!
まずは、歩10分弱で村役場へ。
パンフレットや集落の地図などを所望し、頂戴しました。m(_ _)m
今の風速は最大7ノットだそうで、大体20〜25ノット以上になると、ヘリコプターの運航に際し、天候調査となるそうです。
ということで、無事ヘリコプターで帰れそうです(^^)
徒歩5分程でヘリポートへ。
もうチェックインできるそうで、まだ青ヶ島局めぐりは終わっていませんが、手続きを依頼。
昨日の八丈島空港同様、手荷物の重量を測定。(7.6kgだったので、5kg超の2kg分は別料金。220円×2=440円也。)
運賃+超過手荷物料金は現金で支払い。
ヘリポートを離れ、青ケ島局へ。

●01790青ケ島局《あおがしま》(集特)(N002)立体ATM(平0900-1730 土日-)<9:00>【No.274 9:08】風景印有(青ヶ島村)
昨日の残務を処理。
昨日局にいらしたジャージ姿のおじさんは、局長さんでした(^^;
為替印はインキ浸透式印のみ使用。
局名ゴム印は「(牛のマーク)青ヶ島郵便局」。
村唯一の局で、村内完訪しました。
そして、記念すべき150島目の離島訪問になりました。\(^o^)/(離島局めぐり完了まで、あと32島(一時閉鎖中の日島簡易局がある長崎県の日島を含めると、33島)です。)

9:16頃離局し、ヘリポートへ急ぎます。
一応保安検査を受けて、一応制限区域内へ。(ロープが1本張ってあるだけです(^^;)
八丈島からのTAL11便は、定刻9:40着のところ9:38着。
お客様6名が降機。
入れ替わりに、TAL12便に6名のお客様が搭乗。(1列目3人+2列目2人+3列目1人)
定刻9:45発のところ9:43発。
八丈島空港には西側から飛行機と同じようにアプローチし、10:03滑走路上に着陸。
駐機場へ移動し、定刻10:05着のところ10:04到着。
計画通りに青ヶ島から帰還でき、安堵しました。
ロビーに出ると、羽田行ANA826便(16:05発)は「定刻」となっていて、こちらも一安心。

レンタカー会社の方を見付け、空港駐車場で予約通りの軽自動車(ダイハツMOVE、650cc、平成10年登録、85,217km、カーナビ無)を借受け。
4時間3,000円のところ、ホームページ予約のため30%引で2,100円になり、お得です(^^)(免責補償料(1,000円)は別なので、計3,100円也。)
10:43に出発です!
これから反時計回りに島内6局をめぐっていきます!

●01777三根局《みつね》(集特)(N053)灰狭ATM(平0845-1800 土日0900-1700)<10:52>【No.736 11:00】『10:49着 11:16発 2.7km』風景印有(ここから八丈町)
(右)三根局
(右)三根局 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
南北に走る都道216号(神湊八重根港線)沿い、西側。三根郵便局前バス停前。三根小学校から北北東に350m程度。(駐車スペース有)
局所原簿によると、平成元/1/30移転。
“青ヶ島に行ったの!?”と驚かれました(^^;
保険は貯金とは別窓口。
為替印はインキ浸透式印とナンバリング印の2種有。
局名ゴム印は「(八丈島のマーク)三根郵便局」。
局前駐車車両0のチャンスが訪れないので、局舎写真撮影は午後にも行うこととしました。

●01848三根川向簡易局《みつねかわむこう》『11:19着 11:40発 3.6km』
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
斜めに走る都道216号沿い、南側。三根小学校から南に400m程度。(駐車スペース有)(「郵便局をさがす」ウェブサイトによると、駐車場無)
局入口は東側を向いていますので、西から来ると見付け難いかもしれません。
簡易局専業で、職員の方は女性がお1人。
愛想が良く、お話好きの方でした。
ここでも“青ヶ島に行ったの!?”と驚かれました(^^;
局名ゴム印は「八丈島
       三根川向簡易郵便局」。(「八丈島」は別印)
郵便、貯金とも9〜16時で、1/4が休みです。
定額小為替の大量換金を持ち込んだため、処理に時間を要しそうですから、午後もう一度寄ることとし、離局。

●01775八丈島局《はちじょうじま》(N061)3代目ATM-P(平0900-1730 土日-)<11:56>【No.719 11:43】『11:44着 12:11発 5.6km』風景印有
(右)八丈島局
  (右)八丈島局 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
東西に走る都道216号沿い、南側。ENEOS西隣。スーパー(Nakamura)東隣。JA東京島しょ・大賀郷店向かい。大小前バス停そば。大賀郷小学校から南東に150m程度。(駐車スペース有)
平成元/3/13集配廃止。
局所原簿によると、平成9/10/13移転。(元位置に復帰)
和文印の記念押印にあたり、局員さんが失敗され、切手代50円を弁償してくださいました。(固辞したのですが、最終的には頂戴しました。m(_ _)m)
和文印はインキ浸透式印のみ使用。
欧文印D欄が「100-14」。(正しくは「TOKYO」)
100円定額小為替は、緑色の旧様式。
為替印はインキ浸透式印とナンバリング印の2種有。
局名ゴム印は「(ハイビスカスのマーク)八丈島郵便局」。

●01789八丈島樫立局《はちじょうじまかしだて》(N022)3代目ATM-P(平0900-1730 土日-)<12:23>【No.297 12:21】『12:21着 12:47発 10.7km』風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
東西に走る都道215号(八丈循環線)沿い、南側。T字路の所。峯元商店前バス停そば。八丈島署樫立駐在所並び。旧:樫立小学校(中之郷小学校と統合し、平成19年4月から三原小学校(位置は三原中学校に隣接))から南西に200m程度。(駐車スペース有)
平成13/5/21移転。
局長さんから、風景印の図案説明が記されたペーパーと押印用台紙(タトウ)をいただきました。m(_ _)m
局名ゴム印は、局名だけのノーマルなものでしたが、以前は違うもの(いわゆる宝の印)もあったそうです。
ただ、2行にまたがる大きさだったため、“他の局のゴム印に重なる”とのクレームもあり、破棄してしまったとのこと。
私は、正規の局名が記されていれば、局名ゴム印は何でも構わない(押していただけるだけでありがたい)と思っていますので、“そうですか”位の感想でしたが、残念に思われる方もいらっしゃることと存じます。
欧文印表示は、A欄「KASHIDATE」、D欄「100-16」。(正しくは、A欄「HACHIJOJIMAKASHIDATE」、D欄「TOKYO」)
為替印はインキ浸透式印とナンバリング印の2種有。
郵便の営業時間は、(平0830-1630 土日-)の変則型。

●01778中ノ郷局《なかのごう》(集特)(N013)立体ATM(平0845-1800 土0900-1400 日-)<12:53>【No.350 12:57】『12:49着 13:13発 12.0km』風景印有
(左)中ノ郷局
(左)中ノ郷局   出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
東西に走る都道215号沿い、北側。ENEOS斜め向かい。三原中学校から南東に350m程度。(駐車スペース有)
明るい青と白が印象的な局舎。
局標(〒マーク)の所に「自動コーナー」の表示があり、珍しい気がしましたので、カメラに収めました。
和文印はインキ浸透式印と棒型印の2種有。
普段、和文印は棒型印のみの使用で、インキ浸透式印は使っていないそうですが、わざわざ出してくださいました。m(_ _)m
平成7年4月使用開始のインキ浸透式印(試行印)使用局だったことを思い出しました。
為替印はインキ浸透式印とナンバリング印の2種有。
普段、為替印はインキ浸透式印のみの使用で、ナンバリング印は使っていないそうですが、わざわざ組んでくださいました。m(_ _)m
局名ゴム印は「(フリージアのマーク)中ノ郷郵便局」。

●01780末吉局《すえよし》(N011)3代目ATM-P(平0900-1730 土日-)<13:24>【No.268 13:26】『13:21着 13:40発 17.8km』風景印有
(中央)末吉局
  (中央)末吉局 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
都道215号沿い、海側。カーブの所。末吉小学校から東北東に250m程度。(駐車スペース有)
東に向かって走っていると、真正面に局舎が現れ、一発で分かりました。
平成12/1/17移転。
局名ゴム印のインクがページの反対側に付かないよう、通帳にティッシュを挟んでくださいました。m(_ _)m
欧文印D欄が「100-16」。(正しくは「TOKYO」)
為替印はインキ浸透式印とナンバリング印の2種有。
局名ゴム印は「(トビウオのマーク)末吉郵便局」。
郵便の営業時間は、(平0830-1630 土日-)の変則型。
八丈町内6局を完訪しました。

三根局、三根川向簡易局へ戻るのに、時計回り、反時計回りのどちらで行くか、少し迷いましたが、距離的に短い後者(登龍道路経由)を選択。
走り難い道ではありませんでしたが、山道が長く続き、疲れました(^^;
三根局に着きましたが、局前駐車車両が0にならず、何の成果もないまま退散。『14:05着 14:11発 31.4km』
三根川向簡易局へ戻り、お礼を言って現金を受領。
ガソリンスタンドで給油『14:17 32.9km』(2.8L、税別@157円)。
また三根局へ戻ると、今度は1分程で局舎写真撮影に適した状態になり、これで完全に八丈島局めぐりが完了しました(^^)
島内では、3日前に訪れた伊豆大島同様、各集落に集落名を記した立て看板があり、集落内の結び付きの強さを垣間見た気がしました。
また、携帯電話(ツーカー)は、ずっと圏外でした。
空港駐車場に車を止め、レンタカー会社の方に電話を掛けて来ていただき、その場で返却。『14:29 36.7km』
ターミナルのレストランでポークカレー(800円也)とコーヒー(400円也)を注文し、昼食タイム。
ドリンクは、紅茶を含め、お代わり自由で、お代わりしながら局めぐりの余韻に浸りました。(ロビーに無料で利用できるインターネット端末がありましたが、すっかり存在を忘れてしまい、レストランでまったりしていました(^^;)
ANA(ANK)カウンターで、チェックイン。
搭乗待合所内のANA FESTAでEdyによりお土産を購入(ANAカードにより10%引)。
この時買った「黄八丈サブレ」は職場で中々好評で、私自身も気に入りました。
ANA826便(ANKによる運航)に乗り込み、5F(前方窓側)に着席。
満席のようで、3人掛けシートの隣は、空席ではありませんでした。
往路同様、キャビンアテンダントさんによる救命胴衣着用などの実演有。
定刻16:05発のところ16:08出発、16:16離陸。
気流が悪く、ベルト着用サインの消灯は数分間だけでした。
羽田定刻16:50着のところ16:57着陸、17:05到着、バスで到着口へ。
17:17発のモノレールに乗って、浜松町、上野、浦和で乗り換え、18:40頃帰宅。
難関の八丈島、そして大難関の青ヶ島局めぐりがつつがなく終わり、本当に良かったです。\(^o^)/
なお、今日の八丈島は、最低気温14.9度、最高気温21.7度でした。

今回の訪問カウント局数:7局

羽田からの往復所要費用(飲食代、土産代、電話代等含まず)
 《飛行機》    20,800(10,400×2、ネットチケットレス割)
 《ヘリコプター》 23,080(11,210×2+超過手荷物料金220×3)
 《宿》       8,925(3食付)
 《レンタカー》   6,600(青ヶ島3,500+八丈島3,100)
 《ガソリン》     461(八丈島)
     計     59,866円

獲得マイル数
 《ANA821便》294マイル(100%177マイル+ボーナス117マイル)
 《ANA826便》294マイル(100%177マイル+ボーナス117マイル)

以上、長文にお付き合いいただきありがとうございました。m(_ _)m
また、関係の訪問記をアップくださった皆様にお礼申し上げます。



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