NIFTY SERVEアップ日:1998.9.23
本ウェブサイト公開日:2000.1.17
旅行地の記録と訪問記

本稿は同行の武田さん筆によるものです。ご好意により本ウェブサイトにアップさせていただいております。


1998.9.15 青森県(弘前市)

 東北局回り3日目は9月15日(祝)で、会社の休みを取らないで済むのはいいのですが、局も休みなので(ATM貯金は誰もやっていないのです)観光・移動日となります。弘前から秋田への移動ですが、予想以上に大変なことになりました。

【平成10/9/15(祝)】

●11:30弘前文化センター
 前日の疲れもあって、チェックアウト期限の11時までホテルで粘り、(というか私は寝ていました)観光で弘前城へ向かいます。
 ちなみにこの日の朝、篠原さんは持参のVAIOでホームページをチェック、Ku氏は弘前市内のみちのく銀行巡りという3者3様の行動をしていました。
(「みちのく銀行」は、支店・出張所がカタカナ表示されるのです。すっかりKu氏は叫んでいたのでした)

 弘前局で「趣味の切手展」の小型印が使用されている(9/12〜15)ということで、行きましょうか?などと話していると、何と通り過ぎようとした弘前文化センターが切手展の会場。ついでなので覗いていくと、大変なことになりました。

 小型印はリンゴの中に鉄腕アトムを描いた印です。去年も変形だったので、予想はしていましたがやはり変形印。変形は申請が大変なのですが、手順もわかって、JPS(日本郵趣協会)弘前支部が全面バックアップで押印お手伝いなのですから、簡単なのでしょうね。

 弘前局出張所では独自のふみカード(1000円3種)が売られていて、またもやKu氏は叫んでいました(^^;)。

 ◇84002弘前局(集普)(N075とN096)感熱ATM 複写ATM
 (平0845-1900 土日0900-1700)
 灰APM(N004)
 切手自販機有

●11:30弘前城
 天守閣に登りましたが、高さ16m(明治期に再建されたもの)で3階建ての天守閣、こじんまりしていました。春の桜が有名ですが、秋のもみじも有名なようで、お祭りの準備をしていました。

●14:30弘前市内発
 弘前局に寄り、再度弘前文化センターに寄った後、昼食の後、秋田に向けて出発します。ここ時点で4時間近くの遅れで、かなり不安にもなるが、ルート選択をします。
    (1)鰺ヶ沢に抜ける県道を抜け、国道101号を能代へ
    (2)陸奥岩崎に抜ける林道を走る。国道101号を能代へ
    (3)国道7号を秋田へ
 結局は(2)という、一番危険なルートを選択しました。これが何をもたらすかはわからぬまま、みちのく銀行西目屋村役場出張所(何と弘前市の北土手門支店の管轄)までは山が迫ってきても舗装道なので、気にもしませんでした。

 向かうは世界遺産・白神山地に突入です。甘く見ていました。アクアグリーンビレッジAKMONで舗装道がとぎれると、「この道は未舗装が多いですので、注意してください」の看板があって、未舗装になります。

 ここ時点ではわからなかったのですが、岩崎村に抜けるまでの30kmがほとんど(99%)未舗装です。それもすごい道です。折しも、台風5号の影響の雨が叩き付けます。お世辞にも「絶対お勧めできない」道です。

 1時間近く走ると、いきなり舗装道が出現します。喜んで降りるとここが中間地点の赤尾展望台。ここでKu氏が道の先を見に行くと、「100m先で舗装道がとぎれている^^;」という報告。つまり、展望台前後100mのみが舗装されているという、ほとんどサギのような話です(^^;)
 この道は「弘西林道」といわれ、県西地区の悲願だったと、碑に書かれています。昭和38年に着工し、昭和48年に完工。9億5000万円(当時)をかけた大事業だったと書かれています。たしかに、山の稜線そのままに建設した当時の苦労は並のものではなかったでしょう。標識もちゃんとあり、何と対向車まである道路なのです。その苦労はともかく、いつ終わるともしれない道路を、とにかく進むしかないのは大変です。

 行けども行けどもどこまで行ってるのかわからない、ガス欠したら最後という道を更に1時間30分。ごくたまに(<--ここは本当に重要です)舗装道が現れますが、展望台か橋か分岐点で、あわせても1kmあるかないか。しまいには「すぐ砂利道になるのだから」とみんなが思う始末。しかもそれが当たる(^^;)

 砂利道を抜けたのが17:20。いままでだまされていたので、本当に舗装道になったのか、3人の意見が一致するまで、何と10分を要しました(^^;)

 陸奥岩崎に出て、みちのく銀行岩崎支店に寄り、国道101号を南下。能代サティで夜食をとり、秋田着21:30。長く長くかかった移動は、めったにできない(というかもうしたくない^^;)砂利道体験を経て、終わったのでした(^^;)


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