@niftyアップ日:2000.5.5
本ウェブサイト公開日:2000.5.5
旅行地の記録と訪問記


1999.9.27 北海道(旭川市・美唄市・札幌市(東区))

引き続き2日目を書かせていただきます。
私のメニューはいつもの通り、100円貯金、100円定額小為替3枚購入、日付印記念押印(風景印、和文印、欧文印)、切手類購入による受領証収集、自動機明細収集、局舎写真撮影です。
Ku氏は100円貯金、50円定額小為替2枚購入というメニューでした。
局での分担は、Ku氏が記念押印、私がそれ以外です。

付記
局種は、特記なき限り無特です。
★印は、無特の自動機標準稼働時間を示します。(平0900-1730 土0900-1230 日-)
(N***)は、自動機明細の取扱番号です。
< >内は、自動機による取扱時間です。
【 】内は、ポスタルスケール3等による発行No.と取扱時間です。
『 』内は、私のメモによる局到着時間と朝(ホテル)からの走行距離です



【平成11/9/27(月)】
宿泊した旭川パレスホテルは何と旭川中央局の隣で9時に同局スタートということも考えましたが、この日は全国18の簡易局で史上初めて欧文印が使用開始になる日であり、旭川医大病院内簡易局に札幌在住の湯浅さんが9時にいらっしゃるということで、我々もその時刻に行くことにしていました。
が(詳しい経緯は覚えていませんが?)ホテル出発が9:05になってしまい、更に(人間ナビの性能が悪く??)R237を5kmも行き過ぎてしまう(往復10km!)など2人とも不手際が重なり、局到着は9:30、既に湯浅さんの姿はありませんでした;;(大変ご迷惑をお掛けしました。m(_ _)m>湯浅さん)

●97776旭川医大病院内簡易局《あさひかわいだいびょういんない》『9:30 17.4km』(ここから旭川市)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
大学病院の駐車場を無料で利用可、局は病院の入口を入ってすぐ左側にあり、病院ロビーに窓口が直接面している構造でした。
郵便、貯金とも9〜16時で、12/29〜30は休業です。
職員の方は郵便、貯金に1人ずつと奥にもう1人、計3人いらっしゃり利用者は多いようですが、我々が行ったときには空いていました。(しかし我々の後にどんどんお客さんが増えてしまいます(^^;;)
簡易局作成の「国際郵便の取扱いについてのご案内」というワープロ打ち、B4コピーのビラが置かれていました。

●97206旭川東局旭川医科大学内出張所(無出)(N064,N031)感熱ATM,感熱CD(平0900-1700 土日-)<10:25>
簡易局のすぐそばに自動機が2台設置されていました。

欧文印は黒活、ローラーの2種(黒活表示はA欄「MED UNIV HOSP」、D欄「078」)があり、Ku氏は仕事での押印(鳴美の満月印の会)により時間が掛かるため、私はその間旭川貯金事務センターに行ってくることにします。(10:35出発)

●97008A旭川中央局旭川貯金事務センター内出張所(無出)(N037)灰狭ATM(平土0900-1700 日-)<10:58>『10:55 27.2km』
左図の中央の建物(灰色のカギ形)が、旭川貯金事務センターです。
出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
Ku氏は既訪により私だけの訪問です。
自動機は建物内(入口のところ)にあり、無事アルファベット付です(^^)
残高照会、担保定期貯金預入等を実施しました。

貯金事務センターを出るところでKu氏から“押印終了”と携帯に電話が入り、“この時間ならば押印が終わるまで待っていた方が良かったかも”と思いつつ戻るしかないのでまた旭川医大へ車を走らせます。
11:30に局到着、先程は人が多くて撮れなかった写真を撮り、Ku氏と共に医大を後にしました。
ところで簡易局で奥にいらした方は、何と消印ハンドブックを愛用の鳴美のお客さんだったそうです(^^;

●97056旭川四条局《あさひかわよじょう》(N126)感熱ATM(平0900-1730 土日0900-1700)<12:05>【No.074 PM12:02】『12:05 47.4km』風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
旭川四条駅のすぐそばです。
旭川中央局に向かう途中、信号待ちで丁度この局前に止まり、車中からうまい具合に局舎写真撮影ができてしまったため全く予定外ながら訪問しました(^^;(駐車場がなく、その点難儀しました。)
風景印の図案はラーメン模様です(^^;;

●97008旭川中央局《あさひかわちゅうおう》(集普)(N065,N215,N222)感熱CD,感熱ATM×2(平0845-1900 土日0900-1700)<12:28>【No.07-845 13:08】『12:20 49.8km』風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
番号札は264番で12人待ち。
並ぶのは既訪であるKu氏に任せ、私は局舎撮影のため外に飛び出しますが、さすがにメインストリート沿いで車、人共に多く30分以上の時間を要しました(--;(この写真には局隣に今朝チェックアウトしたホテルが写っています(^^;)
それでも窓口に戻るとようやく処理が終わったところでした。
白APM有。(N006)「アサヒカワチュウオウ」(実際は半角表示)
約50分の滞在で、13:10に出発しました。

●97758東明西簡易局《とうめいにし》『14:10 126.9km』(ここから美唄市)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
旭川鷹栖ICから美唄ICまで一気に移動します。
美唄IC降りてすぐ、東明通り沿い、簡易局専業のこの局へ。(駐車場有)
郵便、貯金とも9〜16時で、特殊な休業日はありません。
職員の方は郵便、貯金1人ずつ、計2人でした。
本日のメインイベントの1つ、我路簡易局の営業時間が心配だったのでそのことを聞くと、16時までとのことで安心します。
東明西簡易局でもKu氏の仕事(ローラー印押印)があり、その間私だけ美唄局に往復することにします。

●97007美唄局《びばい》(集普)(N153,408)感熱CD,感熱ATM(平0845-1900 土日0900-1700)<14:38>『14:30 130.1km』風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
広い道に面しているものの交通量は多くなく、写真撮影には問題ありません。
しかし局前の歩道が工事中で、美観がよくありません(--;
押印用のまんじゅうがない(Ku氏使用中)ため郵便窓口には再度来ることとし、早々に引き上げました。
ロビーに灰APM有。(N002)(平0900-1900 土日-)

途中、前年(1998年)3/30に上美唄局から移転改称した美唄東一条北局が目に入りましたが、見えなかったことにしました(^^;
東明西簡易局でKu氏を拾い(14:50 133キロ。なお(偶然の一致を除き)Ku氏の体重のことではありません(^^;)16時に我路簡易局へ到着することとし、それまで極力局数を増やすことに。

●97710美唄東簡易局《びばいひがし》『15:00 134.6km』
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
バス通りに面しており、簡易局専業、駐車スペース有。
局名が普通局〜特定局並ですが、局舎、職員数も特定局並で立派です。
郵便、貯金とも9〜16時で、特殊な休業日はありません。

●97108南美唄局《みなみびばい》(N029)小型CD ★ <15:17>【No.805 PM3:24】『15:15 137.7km』風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
美唄東簡易局からこの局まで、映画などに出てくるような炭坑団地の風景が続き“おー”と感激します。
バス通りに面しており、駐車スペース有。
大らかな土地柄なのか、風景印の日付が違うようですが(^^;
欧文印表示はA欄「MINAMIBIBAI」、D欄「072」。
100円小為替は緑でした。
局前におじさんの乗った車がありましたが、時間が気になるのでそのまま撮りました(--;

●97159東明局《とうめい》(N015)複写CD ★【No.602 PM3:37】『15:30 139.3km』風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
東明西簡易局と同じ通りに面しています。(駐車スペース有)
POSTBASEv2によると2.5年前(1997.2.24)移転で、局舎は今風です。
しかしこの辺りは人口の割に局数が多く空いていて助かるのですが、こんなに局が必要なのかという気もします・・。
風景印は南美唄局同様9.9.9使用開始です。
欧文印表示はA欄(TOMEIではなく)「TOUMEI」、D欄「072」。

●97765我路簡易局《がろ》『15:50 148.1km』
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
ついにやってきました!
前々から本会議室でも話題になっており、個人的にも4段階降格(1972.11.13に集普から無普へ、翌1973.7.16に無普のまま廃止、同日簡易局設置)ということで気になっていました。
美唄市街から東へどんどん行けば我路の集落に着きますが、局はその通り沿いではなく1本北側の道に面しており、我々はかなり通り過ぎてから引き返してやっと発見しました。(右側にリフト乗り場が見えたら行き過ぎです。)
局は以前の我路局舎をそのまま利用しており、大きいもののかなりくたびれていて、回りの家々も(失礼ながら)活気がないため恐い雰囲気さえ感じます。
局舎には「美唄市立我路生活館」という看板が掛かり、市の出張所がメインで、簡易局は窓口3つの中の1つです。
簡易局は市の受託で職員は中年の女性がたったの1人、数々の依頼に嫌な顔せず対応していただきました。
しかしさすがに取扱数が少ない局だけあり、トラブルが頻発します。
私「この小為替の換金をお願いします。」
局「住所と名前はこちらで書くものなんだけど。」
私「え、そんなことはない。ちゃんと裏の注意書きにも「為替金をお受け取りになるときは、表面の受領欄に住所氏名を書き、印章を押してください。」と書いてあるでしょ。」
局「でも、うちではいままでずっとそうしている。」
頭が痛くなってきましたが、よく話を聞いてみるとどうやら市役所出張所あてに住民票などの郵便での依頼があり、その代金として小為替が送られてくると(当然)受取人として出張所の住所、名前を記入しており、それと混同した模様。
もちろん無事に換金してもらうことができました。(それだけこの局では一般の小為替の利用が無いということですね・・。)
小為替を買うにも少額のものが無く、1,000円慶事用にしました。(「売れないから置いてないの。」という話ですが、だからって補充しなくていいという理由にはなりません・・。)
通帳式定期貯金を新規に預入しようとしたところ、端末操作方法が分からないとのことで3人して画面を見ながら考える羽目に。
1冊目は誤って単票式の印字をしてしまいましたが、やっとのことでできました(^^)
この局でもKu氏の仕事(ローラー印押印)があり待ち時間が生じる見込みだったものの、取扱いに時間が掛かったりおばちゃんと話をしている間に時間はあっという間に過ぎました。
現在この集落の登録人口は100人足らず(実際にはもっと少ないらしい。)で、奥の集落(旭台、常盤台など)を含め数万人規模だった昔と比べるとめっきり寂れて高齢化が進んでしまったこと、おばちゃんは以前はもっと奥に住んでいたが我路に移ってきたこと、1人なので休みも取れないことなどを伺いました。
#13006などで昔噂になった局併設の銭湯のことを聞くと「どうぞ入っていってください。」とのことで、粗品のタオルをいただいてしまいました(^^;
料金は200円で、月水金は男湯、火木土は女湯になるそうです。
17時からのオープンにはまだ時間があったため、ひとまず局を後にしました。
16時を過ぎてもお付き合いいただいたおばちゃんには感謝しています。m(_ _)m
郵便、貯金とも9〜16時で、1/4〜5は休業です。

局を出た後、17局に郵頼したという簡易局欧文印の件でKu氏が幾つかの局に電話をするため公衆電話を探しますが、結局東明局近くまでありませんでした(^^;
途中(やはり以前話題になった)我路局盤ノ沢分室(1967.11.30閉鎖、1973.7.16閉鎖中廃止)の旧局舎を探すものの、見付かりません;;
東明局付近から我路簡易局まで戻るにあたり、奥の様子も見ておきたいので我路を通り過ぎどんどん先へ進んでみました。
・・今は使われておらず草で覆われた道、橋があったり、野生の鹿が出てきたりで、“日本にこういうところがあるんだなぁ”としみじみしました。


17時を少し過ぎ、局隣の入口から風呂へと向かいます。
靴を脱ぎ1歩室内へ入るとそこはがらんとした空間、そして右側には「1郵政相談所 2郵便 3郵便」と記されトタンでふさがれたカウンター・・そう、このスペースは集普局時代の郵便事務室(裏側)だったのです。
物悲しさを感じ暫し立ち尽くすと共に、風呂の管理をしているおばちゃん(局とは別の方)に断り写真を撮ったのでした・・。
風呂は丁度おじちゃんが出たところで、私1人だけの入浴となりました。(Ku氏は車内で待機。)
局裏側に後から設けられたもので、地域の人のコミュニケーションの場になっているようです。
浴槽は、家庭の風呂の2倍程度と小さい物でした。
風呂から出た後おばちゃんと話し込み、活気ある頃の我路に思いを馳せました。
(我路簡易局訪問記は「郵趣ウィークリー」2000年18号にもレポートを記していますので、よろしければご覧ください。)

●97007美唄局【No.02-081 18:40】
我路から美唄市街に戻り、美唄局で記念押印等を行います。
和文印はインキ浸透式印使用局のため、通常の物と両方押しました。

美唄局を出て、昨日も寄ったミスドダイエー岩見沢ショップにて休憩、ダイエーでは優勝セールを行っていたので少し買い物、ダイエー併設のスタンドで給油し、1.5H後の20:45に出発。
札幌新道ショップ、あいの里ショップを経由し、22:30頃ホテルに到着。
しかしチェックインせずに武田さんから転送してもらったFAX(この日の官報告示)を受け取り札幌中央局へ。

●90001札幌中央局《さっぽろちゅうおう》(集普)(札幌市東区)
告示には9/30限り廃止(舟橋簡易局)、10/1改称(上尾小敷谷局-->西上尾局)などの至急郵頼しなければならない分があり、速達代を浮かすために札幌中央局で郵頼作業をしました(^^;
何とか23:30頃の最終取集に間に合いました(^^)
しかしゆうゆう窓口でふるさと切手を購入した際、北海道版にも関わらず新しい物(例えば9/17発行の「THE北海道」)がなく、郵政省では“時間外も昼間と同様のサービスが受けられます”とPRしているのに、けしからんことです。
なお、札幌中央局は14年前(1985.9.17)に既訪ですが、その頃は移転前で区も違っていました。(当時は中央区)

ホテルにチェックイン(何でこの値段でこんなに広くてきれいなの??と不思議な位良かったです。)後すすきのへ繰り出し、遅い夕食としました。(客引きが多かったです(^^;)

本日の訪問カウント局所数:10局所(うち100円貯金実施局所8局所)
本日の走行距離:273.1km

9/28に続きます。


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