本ウェブサイト公開日:2007.6.30
旅行地の記録と訪問記


2005.8.17 山口県(熊毛郡上関町・同郡田布施町・同郡平生町)

引き続き3日目(平日2日目)を書かせていただきます。

《本日の旅程(計画)》
山口局めぐり           レンタカー
室津10:05発、八島10:43着    かみのせき丸
八島局めぐり(1局)
八島13:00発、室津13:38着    かみのせき丸
山口局めぐり           レンタカー
萩17:30発、本村(見島)18:40着 高速船おにようず
見島泊              赤崎旅館



【平成17/8/17(水)晴れ】
7:00起床。
テレビの天気予報によると、山口東部は、晴れ、降水確率AM0%、PM20%、最高気温31度。
光オリエンタルホテルをチェックアウトし、8:18に出発です!
順調に1局目の麻里府局へ到着。『8:34 13.6km』
早すぎますし、朝食がまだですから、先へ進んでコンビニでも探しましょう。
セブンイレブン田布施麻郷店でお弁当と飲料などを買い、車内で食しました。
麻里府局へ到着。
まず、定期船出航(10:05)までの1時間で2局を回る計画です。

●55174麻里府局《まりふ》(N002)2代目ATM-P ★ <8:59>【No.475 9:00】『8:58着 9:12発 16.3km』(熊毛郡田布施町)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
R188沿い、内陸側。馬島渡船場前バス停前。麻里府小学校から東北東に700m程度。(駐車スペース有)
「POSTBASEv2」によると、平成9/3/3移転。
電子地図(プロアトラスW2・W3・SV2)の〒マークは旧位置のままで、北東に350m程度移ったようです。
為替印はインキ浸透式印のみ使用。

南周防大橋を渡って平生町へ。
手元の地図(ニューエスト山口県都市地図2000年1月23刷)には平生曽根局の〒マークがなく、電子地図の〒マークの位置(県道23号(光上関線)の1本内陸側を走る道沿い、内陸側)を探索。
しかし、局を発見できず、ひとまずあきらめて佐賀局へ向かいます。

●55148佐賀局《さが》(N003)3代目ATM-P ★ <9:30>【No.240 9:34】『9:28着 9:41発 26.0km』(熊毛郡平生町)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
海沿いの道の1本内陸側を走る道沿い、内陸側。佐賀小学校から南に400m程度。(駐車スペース有)
麻里府局長さんから、“佐賀地区を走る3本の道の真ん中の道沿い”と教えていただいており、スムーズに到着(^^)
元集配局(昭和60/11/18集配廃止)ですが、集配局の面影はありませんでした。
平生曽根局の場所を伺うと、局長さんが住宅地図を用いて親切に教えてくださいました。m(_ _)m(1km以上、移転していました。)
これから八島へ渡る旨お話しすると、船乗り場や駐車場の位置をご教示くださり、また“急いだ方がいいですよ。”とアドバイスを頂戴しました。m(_ _)m

(中央)室津に停泊中のいわい 八島・祝島方面行き乗船券売場 室津
(中央)室津に停泊中のいわい 八島・祝島方面行き乗船券売場 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
室津の港(県道23号沿い、押ボタン式信号の所。ENEOSが目印。)に到着。『9:54 36.4km』
普段は駐車料金(500円)が必要な感じですが、桟橋に「臨時駐車場まで300m」の看板が立っていて、そちらに行ってみると、無料でとめられました(^^)(「お盆帰省車両駐車場」「開設時間:8月12日から8月21日まで」となっていて、この時期ならではのサービスのようです。有料駐車場よりも歩く距離が長くなりますが、私の場合、苦にはなりませんでした。)
約1か月前(7/13)の祝島訪問時に乗った旅客船「いわい」(室津10:00発)が入港、出港していくのが見えました。
「八島・祝島方面行き乗船券売場」で、片道分の代金を支払い。
八島航路は1日3往復ありますが、ダイヤの関係から、局めぐり的には事実上次の選択をするしかありません。

室津10:05発、八島10:35着、13:00発、室津13:30着
(上関乗降の場合、10:00発、13:35着)

この便は、7〜8月は八島のもう1つの港(古浦)に寄港し、むしろ有効時間帯内に8分ロスが増えます。(室津着が13:38に、上関着が13:43になります。詳細は時刻表画像をご覧ください。)
しかし、8分の損には目をつぶり、今回訪問することとしました。

八島にてクリックすると拡大します
上関町営の旅客船「かみのせき丸」(19t、最大搭載人員60人(旅客58人))が到着し、乗船。
定刻10:05発のところ10:03発。(写真を撮っていたら、出港しそうになり、慌てて乗りました。時刻表を信用し過ぎてはダメですね(^^;)

八島(左)八島に停泊中のかみのせき丸
八島10:43着のところ10:33着。
てっきり古浦に着いたのだと思い、船内のトイレを利用したのですが、皆さん下船されています。
“??”状態で聞いてみると、ここは古浦ではなく八島とのこと!
古浦利用のお客様がいらっしゃらなかったということのようで、慌てて下船(^^;
静かな島です・・。

旧局舎桟橋から程近い、電子地図(プロアトラスW2)の〒マークの位置へ行くと、旧局舎らしい建物が!
移転したのは承知していましたので、驚きませんでしたが、移転先の案内はありませんでした。
局の営業は10:45〜ですし、島での時間はたっぷりありますから、旧局舎写真撮影をゆっくりした後に局へ向かいます。

●55754八島簡易局《やしま》(熊毛郡上関町)
クリックすると拡大します
局の裏側(旧局舎の先から撮影) (左)簡易局 (右)上関町八島分室
局の裏側(旧局舎の先から撮影) (左)簡易局 (右)上関町八島分室 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
南北に走る細い道沿い、東側。上関町八島分室(八島高齢者コミュニティセンター)向かい。桟橋から西南西に250m程度。歩約3分。
船をおりて右手に進み、JA南すおう・八島事業所の所から内陸側へ入り、少し先を右折すると、建物の裏手に「ゆうパック」のぼりがはためいている局舎が見えました。(「郵便局・ATMのご案内」ウェブサイトの〒マークの位置通り。)
平成15/1/14移転。
当然、昭和47/10/1付廃止の八島局(無特)旧局舎ではありません(^^;
局舎に局標(〒マーク)がありませんでした。
簡易局専業で、職員の方は女性がお1人。
今の便(第2便)で出勤され、夕方の便(第3便)でお帰りになるそうです。
波1.5mでもまずい時があるそうで、第2便が室津を出港しても途中で引き返したり、第2便が就航しても第3便は欠航になる、といったこともあるとのこと。
昨年度は1年間で9回島泊になったそうで、大変なお仕事だと感服いたしました。
町内の3簡易局とも上関町の受託だそうです。(他の2局は約1か月前(7/13)に利用したのですが、戸津簡易局は雰囲気からして個人受託だと思い込んでいましたので、驚きました。)
島内の人口は約60人、お客様は1日10人位?、商店は1軒のみと教えていただきました。
切手類領収書は、一般の領収証を用い、局名ゴム印と23mm×23mmの「八島簡易郵便局受託者之印」角印を押印したもの。
郵便は10時45分〜17時、貯金は10時45分〜16時で、8/15が休みです。(他に、1か月に2〜3日特殊な休業日があり、毎年度変わるようです。)
通算で上関町内7局を完訪しました。

朝、コンビニで昼食用のサンドイッチを買っており、小さな待合所(小屋(^^;)で昼食タイム。
携帯電話(ツーカー)は、(当然?)圏外でした。
平日の昼間ですが、まったりと時が流れます。
時がたち、再び「かみのせき丸」に乗船。
船内でおばあちゃんに片道分の代金を支払い。
定刻13:00発のところ12:59発。
室津13:38着のところ13:28着。
復路も古浦は抜港になり、8分のロスが生じるどころか、2分のボーナスが生まれました(^^)
13:32に出発です!『36.4km』
今日は、この後5局をリストアップしていますが、何局回れるでしょうか??

●55108平生曽根局《ひらおそね》(N041)3代目ATM-P ★ <13:53>【No.987 13:52】『13:51着 14:06発 52.5km』(ここから熊毛郡平生町)
(右)平生曽根局
  (右)平生曽根局 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
斜めに走る道沿い、南西側。平生中学校から北西に200m程度。(駐車スペース有)
佐賀局長さんから位置を伺っていましたので、今度はちゃんと着きました(^^)
帰宅後調べると、移転後19年近く(昭和61/10/20移転、改称(旧:水場局))たっていて、にも関わらず〒マークの位置が大きく違うとは、電子地図もいい加減です(--;(平成18/7/7発売のプロアトラスSV2でも、〒マークの位置はそのままです(--;)
和文印の記念押印にあたり、お姉さん局員さんが失敗され、切手代50円を弁償してくださいました。(固辞したのですが、最終的には頂戴しました。m(_ _)m)

●55701周防大野簡易局《すおうおおの》『14:11着 14:24発 54.9km』
    出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
集落内の平生町農村コミュニティセンター内。平生小学校から東南東に1,000m程度。(駐車スペース有)
奥まった立地で、何とも説明しづらいです(^^;(県道152号(伊保庄平生線)と県道165号(大野南長迫線)の交点から南下し、2本目の細い道を右折して着きました。)
入って左側の小窓が窓口で、職員の方は女性がお1人。
郵便、貯金とも9〜16時で、8/14、12/30が休みです。(現地の公示では「年始」が休みとなっていましたが、1/2〜3を指すようです(^^;)

●55054平生局《ひらお》(集特)(N199)3代目ATM-P(平0845-1800 土0900-1700 日0900-1400)<14:34>【No.817 14:41】『14:28着 14:56発 57.3km』風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
斜めに走る県道152号沿い、南西側。平生バス停前。平生小学校から北西に700m程度。(駐車スペース有)
番号札は58番(0人待ち)。
後方支援態勢が素晴らしかったです。
保険は貯金とは別窓口。
和文印はインキ浸透式印と棒型印の2種有。
普段、和文印は棒型印のみの使用で、インキ浸透式印は使っていないそうですが、わざわざ奥から持ってきてくださいました。m(_ _)m
為替印はインキ浸透式印とナンバリング印の2種有。
通算で平生町内5局を完訪しました。

●55201麻郷局《おごう》(N062)立体ATM ★ <15:03>【No.882 15:07】『15:02着 15:14発 60.8km』(ここから熊毛郡田布施町)
    出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
南北に走る県道164号(平生港田布施線)沿い、東側。交差点(信号無)角。麻郷小学校から南南東に350m程度。(駐車スペース有)
元集配局(昭和36/11/30限り集配廃止)ですが、当然集配局の面影はありませんでした(^^;
和文印はインキ浸透式印のみ使用。

●55052田布施局《たぶせ》(集特)(N152)灰広ATM-P(平0845-1800 土0900-1700 日0900-1230)<15:22>【No.130 15:25】『15:20着 15:35発 64.5km』風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
東西に走る道沿い、北側。ENEOS西隣。山口銀行田布施支店斜め向かい。田布施中学校から東北東に400m程度。(駐車スペース有)
貯金窓口は2つ体制、保険は貯金とは別窓口。(一般的には、郵便・貯金・保険という順番ですが、郵便・保険・貯金でした。)
和文印はインキ浸透式印と槌型印の2種有。

まだ有効時間帯内ですが、萩17:30発の船に乗る必要がありますので、これで本日の局めぐりは終了です。
計画通りの局数を回ることができ、この後約1時間50分で萩港に着ければ完璧ですが、万一間に合わなかった場合は、宿泊地の見島に渡ることができず、悲惨なことになります。
「道路時刻表(2004年〜2005年版)」(1,600円)をインターネット経由で購入したり、萩市観光協会のウェブサイトを見たりして、チェックを行っており、タイミング的には何とか大丈夫なはずですが、急ぐに越したことはありません。
出発の前に、収友のわこうさんにお電話。(まだお会いしたことはないのですが、今回の広島・山口局めぐりにあたり、比較的局めぐり地の近くにお住まいのわこうさんにメールを入れさせていただいておりました。昨夜、携帯宛に「できれば見島あるいは大島への渡島前にでも港でお見送りを兼ねましてお目にかかりたいと存じます。」とのメールを賜り、お電話させていただいた次第です。明日のミニミニオフをお願いさせていただきました。m(_ _)m)
山陽自動車道熊毛IC〜防府東IC(44.0km)を走行。
防府東ICを出たのが16:16。
予習によると、防府東ICからは70分かかりますから、萩到着は17:26。
船は17:30発のため、急ぎます!!
R262(山道(^^;)で萩市に入りましたが、ゴールは遠いです。(5か月強前(3/6)に7市町村の合併があり、山口市と萩市が隣接するようになったためです(^^;)
萩有料道路(1.1km)を走行。

萩(2005/8/18撮影) 萩
萩(2005/8/18撮影) 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
萩港に到着!『17:20 179.0km』
頑張った甲斐があり、10分前に着きました。\(^o^)/
予習通り、有料(30分以上24時間まで300円)ですが駐車場があり、助かります。
「乗船名簿」に住所、氏名、年令、旅行目的等を記入して、窓口で片道分の代金を支払い。(往復の販売はしていませんでした。)

本村にて(2005/8/18撮影)クリックすると拡大します
定刻が近付いていますので、既にタラップは外されていて、船尾にジャンプして乗船!(^^;
民間会社運航の「おにようず」(258t、旅客200名)で、昨日乗った柱島航路、今日乗った八島航路の船と比較すると、だいぶ大きいです。
見島局めぐり(島内1局)を日帰りで実行するためには、船のダイヤの関係上、次の行程によるしかありません。

日にち 行程 島滞在時間 有効時間帯内の時間
1/4〜2/29
10/1〜12/30
萩9:15発、本村(見島)10:25着、14:05発、萩15:15着 3時間40分 6時間
(ドック期間中は次の通り)
萩9:20発、本村(見島)11:10着、13:00発、萩15:40着
1時間50分 6時間20分
3/1〜4/30
5/7〜8/9
8/19〜9/30
萩9:05発、本村(見島)10:15着、14:10発、萩15:45着 3時間55分 6時間40分
(この時期の本村停泊時間は20分のため、停泊時間中に局訪問ができれば、次の行程も可)    
萩9:05発、本村(見島)10:15着、10:35発、萩12:10着 (20分) (3時間5分)
萩12:40発、本村(見島)13:50着、14:10発、萩15:45着 (20分) (3時間5分)
5/1〜6
8/10〜18
萩8:20発、本村(見島)9:30着、12:55発、萩14:05着 3時間25分 5時間5分
萩11:35発、本村(見島)12:45着、15:45発、萩17:20着 3時間 4時間25分
(この時期の本村停泊時間は10分のため、停泊時間中の局訪問はほぼ不可能)    

見島局は港から路程400m程あり、例えば貯金1件なら時期により停泊中の訪問が可能だとしても、メニューが色々ある私にはとても無理。
となると、効率的な訪問をするには、ゴールデンウィークかお盆の時期を狙うしかありません。
そして、前日に山口県内に泊まる必要があるわけですから、見島泊にすれば、なお効率的な訪問ができます!!(本村(見島)9:40発、萩11:15着)
そういうわけで綿密に計画を立て、本年ラストチャンスの本日、見島へ渡ることと相成りました。
定刻の17:30発、空いています。

本村(2005/8/18撮影) 待合所(2005/8/18撮影) 本村
本村(2005/8/18撮影) 待合所(2005/8/18撮影) 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
見島の本村(ほんむら)に18:40着のところ18:36着。
出航する「おにようず」の写真撮影を行った後、宿へ向かって歩きだすと、宿の方が車で迎えに来てくださっていて、ありがたく乗車。
すぐ赤崎旅館に到着し、チェックイン。
部屋(303号室:6畳)に通され、大して不満はないのですが、テレビが有料(120分100円)というのはちょっと・・。

夕食は別室(206号室:10畳)ということで、入ってみると私だけの個室になっていて、恐縮です。
飲み物は、地元のお酒「鬼ようず」を1本お願いしました。(1人でアルコールを飲まない私としては異例の行動ですが、多少なりとも売上に貢献するため、注文しました。)
おいしくいただいた後、大浴場で入浴したところ、貸切状態(^^;
22:40頃就寝しました。

本日の訪問カウント局数:8局

翌日(最終日)に続きます。



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