@niftyアップ日:2000.1.2
本ウェブサイト公開日:2009.9.17
旅行地の記録と訪問記

本稿は同行の武田さん筆によるものです。ご好意により本ウェブサイトにアップさせていただいております。



1999.12.30 栃木県(宇都宮市・鹿沼市・栃木市・上都賀郡西方町・同郡粟野町・下都賀郡都賀町)

1900年代最後の貯金窓口営業日、栃木の局周りをしてきました。
振り返ってみると,私自身は1999年、本業の多忙にかまけて遠出もせず、せいぜい東京都内のみと淋しい状態でしたので,篠原さんからのお誘いもあり、さっそく行くのを決めました。(風邪はひいていたんですが。)



【平成11/12/30(木)】
北浦和駅で待ち合わせ,東北道で栃木ICを降りたのが8:10AM。
1局目の吹上局(栃木市)の前には8:20に到着しました。
が、あまりに早すぎるので下見だけとして朝食。

私は記念貯金(預入額:訪問局数と同額)、100円定額小為替1枚購入というメニュー。
篠原さんのメニューはいつもの通り、100円貯金、100円定額小為替3枚購入、日付印記念押印(風景印、和文印、欧文印)、切手類購入による受領証(ポスタルスケール)収集、自動機明細収集、局舎写真撮影です。

●07073吹上局《ふきあげ》(N002)(集特)感熱ATM(平0845-1800 土0900-1400 日-)<08:58>【No.217 AM9:06】『08:52 97.7km』風景印有(栃木市)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
この局を最初の局にしたのは、宇都宮中央訪問を企画したため、栃木方面で「変わった年賀印」を使っている局として白羽の矢を立てました。(97,98年2年続けて丸二印)
年賀印は本来12/29の再先便で終了ですが,あわよくばと期待してたずねたところ、見事に「NO」の返事が返ってきました。残念・・。
栃木ICから粕尾方面の道路に出て,ゼネラルのGSを右折した道路沿いです。
この日は人文社の「関東圏広域道路地図」を使用しましたが、地図とは逆の道右手にありました。
ここで篠原さんが局舎の写真を撮影しようとしたものの、フィルムが巻かれないトラブルが発生(12/21の島根局めぐり時に不調をきたし、一応復活していたコンパクトカメラ(局舎撮影用)が本格的に故障;;)
朝,落としたのが原因なのでは(^^;)ということになり、とりあえずこの場は離れることにしました。

●07050合戦場局《かっせんば》(N010)立体(平0900-1730 土日0900-1700)<09:36>【No.651 AM9:38】『09:29 101.5km』(ここから下都賀郡都賀町)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
元集特局(1989.9.25集配廃止)。
県道沿いに建つ新しい局舎で、集特の面影はありません。
おそらく新築されたのでしょう。
本日唯一の警戒員配置局。

●07238家中局《いえなか》(N003)CD ★ <09:49>【No.193 AM9:55】『09:48 105.6km』
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
ここも県道宇都宮線沿いかと思っていたら、移転しており,小山都賀線沿いに移っていました。
ここも小ぎれいな局舎でした。
篠原さんのMyまんじゅう+Myゴム板を女性局員が目を丸くして見ていました(^^;)

●07167国府局《こう》(N003)小型CD ★ <10:05>【No.749 AM10:14】『10:05 110.6km』風景印有(ここから栃木市)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
再び栃木市へ。
途中の県道小山都賀線は整備中で,目印もないので、本当に正しい道を来ているのか,ナビ役の私は戸惑うばかりでした。
この局はこの日行った局の中でも一番古めかしい局で、局舎の耐用年数がそろそろ・・・といった感じでした。
いかにも「古き良き時代」といった感じの看板がそろっていました。

●07286栃木平柳局《とちぎひらやなぎ》(N016)灰狭 ★ <10:22>【No.880 AM10:26】『10:22 113.4km』
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
ここも小ぎれいな感じ以外はあまり印象がないのですが、局前に車が1台もなく、「写真には絶好なのに・・・・」と篠原さんは叫んでいました(^^;)。
ここの局までは写真を改めて撮りにくることになります。

この後は、混雑が予想される栃木局の貯金を私がしている間(篠原さんは既訪)、ジャスコでカメラを買ってくるとのことで、しばし別行動ということに。

●07001栃木局(集普)
1999/8/30撮影
1999/8/30撮影 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
栃木局〜栃木蔵の街局は11/8/30に篠原さん既訪のため、データは当該局訪問記中に記します。
私が栃木局訪問中、篠原さんはジャスコ栃木店まで往復しコンパクトカメラ(臨時出費20,685円)購入。(タイムロス約15分発生。m(_ _)m)
新栃木駅前に「駅より立派な」局舎が堂々としています。
栃木県の1番局です。
局に入るとすごい混雑(といっても待ちは8人ですが)。
この日初めて「混雑」を見ました。
ここは集普といっても総合担務局(郵便・貯金・保険の事務を課別でなくお互い分担して行う局のこと)で、郵便窓口で振替を受け付け,貯金窓口で切手が買えるようになっています。
つまり、貯金窓口で郵便貯金キャッシュカードで切手が買える局なのですが・・・試してくるのを忘れました(^^;)

●07252栃木大町(だいちょう)局(栃木市、無特)
1999/8/30撮影
1999/8/30撮影 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
篠原さんは既訪ですが、私が未訪なので、寄ってもらいました。
ここで局員さんに「2000.1.1ふみカード」(500円と1000円、銚子の日の出と富士山)を勧められ購入。
市内企画かと聞くと,「いきなり(無特10組で)送られてきた」とのことで、おそらく関東郵政局版なのでしょう。(12/26発売だそうです)

●07218栃木蔵の街局(栃木市、無特)
1999/8/30撮影
1999/8/30撮影 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
新栃木局から移転改称した局(1990.12.10)。
栃木局がもともと万町にあったのが、新栃木駅前に移ったので,その代わりに交換で無特が移ってきたようです。
篠原さん既訪なので、私だけ。
蔵のマーク入りの宝ゴム印です。

●07265栃木本町局《とちぎほんちょう》(N097)感熱ATM ★ <11:53>【No.367 AM11:52】『11:45 124.3km』
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
郵便窓口の方から、栃木室町局も風景印があるとデマを吹き込まれました(^^;

●07089栃木室町局《とちぎむろまち》【No.285 PM12:19】『12:03 125.2km』
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
自動機無。駐車場無。
隣のNTT東日本栃木支店の駐車場を一時拝借し、局へ。
そちらはとっくに御用納め済みでした。
ここの局で篠原さんが押印を依頼していると、変なおじさん(^^;)が横から茶々を入れていました。
局員さんが言ってくるのはだいたい対応できるのですが、お客はねぇ・・。
無視するに限るのですが(^^;)。
なんか茶々ばっかり入れていて,こちらが終わったら、局員さんが「で、そちらの方はどのような御用で(^^;)」と言っていた・・・笑ってしまった・・・。

●07302栃木沼和田局《とちぎぬまわだ》(N017)小型CD ★ <12:38>【No.648 PM12:46】『12:38 127.5km』
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
県道南小林栃木線沿いかと思いきや,道をちょっと入ったところにあります。
CMでおなじみ「岩下の新しょうが」の岩下食品株式会社の本社が目の前にあります。
駐車場が足りず、3台分のスペースを同社から借りていますが、そういうことは局内でなく、局前に書いてほしい(^^;)

●07162栃木駅前局《とちぎえきまえ》(N094)ATM-P ★ <12:58>【No.199 PM12:57】『12:58 128.7km』
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
JR(両毛線)の方の駅前局。
プレハブ局舎で営業中でした。
聞くと1999年11月上旬〜2000年5月の間の仮局で、改築後は2F建て(独立局舎)になるとのこと。
駅前整備中で、だだっ広い空間が広がっていました。
駅前唯一の大きい建物,イトーヨーカ堂栃木店では閉店セールをやっていました。その中のあさひ銀行栃木店で、私だけカード預入。
欧文印は、A欄「TOCHIGIEKIMAE」、D欄「328」であり、「TOCHIGI」が余計。

●07231栃木片柳局《とちぎかたやなぎ》(N060)灰狭 ★ <13:15>【No.824 PM1:13】『13:14 129.7km』
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
局長が気さくな方でした(^^;
県道大平山公園線沿い。
局前に駐車場がなく、車をどう止めるのか、みんな困っています(結局路駐なのですが)。
局長さんいわく、建設当時(昭和54年頃)は、局舎の前に駐車スペースを設けることは許可されなかったのだとか。
最近の局はそういう局ばかりですから、時代の流れを感じさせます。

○で、写真を改めて

カメラがない時に通った局を、戻ります。
こういうのを「見終わった巻物を巻き戻す」というらしいのですが(^^;)、栃木環状線を通り、栃木平柳・国府・家中と車を進めます。
この時点で早くも2時。
昼も食べていないのに、時間がかなりタイトになり始めているので,ルートを変更し,最後に行く予定だった金崎・赤津局を先にすることに。

●07054金崎局《かなさき》(N067)立体(平0900-1730 土日0900-1700)<14:14>【No.338 PM2:23】『14:13 147.5km』(上都賀郡西方町)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
欧文印はD欄「TOCHIGI」で正当表示であるものの、関東式では普通「322-06」となるところ。(集配局時代(59.3.26集配廃止)の名残か?)
町唯一の局。
平成6年10月に町制施行したばかりです。
局長さんが大変感じのよい方でした。
県道沿い。

●07125赤津局《あかつ》(N029)立体 ★ <14:30>【No.575 PM2:34】『14:29 152.6km』(下都賀郡都賀町)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
国道293号と県道栃木粟野線の交点(大柿十文字)にあります。

●07112皆川局《みながわ》(N059)立体 ★ <15:13>【No.794 PM3:20】『15:12 167.3km』(ここから栃木市)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
合戦場・吹上を写真撮影で通りすぎ,栃木市の無特で唯一残った未訪局へ。
こぎれいな局で、どこの局も特長に乏しいのが関東の地方都市といった印象を感じさせます。

栃木市はあと1局,梅沢局を残しているのですが,今が15:20。
あと1局行けないかという篠原さんのリクエストで探すと,簡易の宮ノ下(下都賀郡岩舟町)が道の7km先にあります。
既に15時も過ぎ,12月30日ということも有り,私の勘が「危ないぞ〜」と言っているのでPHS(なんとここでも使える)で簡易に電話するが出ず。
管轄局に電話して聞くと,「多分今日は休み」ということなのであきらめることに。(後で,同じ地域を回った知人に聞いたところでは,やはり今日は休みで,かつ15時までだったとのこと。あったり〜^^;)
他となると峠越えした葛生町の葛生局(9km)ぐらいしかなく、梅沢が危なくなりそうだったので回避。
梅沢へ向かいます。
が、地図を見ていると、その先7kmあたりに粟野町の永野局がある模様。
何とか間に合いそうなので,梅沢は貯金だけダッシュで行うことに決定。

●07064梅沢局《うめさわ》(N039)(集特)立体(平0845-1800 土0900-1400 日-)<15:43>【No.319 PM4:13】『15:43 179.9km』 風景印有
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
欧文印表示は「UMEZAWA」。(各種資料では「うめさわ」)
急ぎ貯金を終わらせ,先を急ぎます。
が、定額小為替の仮出し(窓口に在庫がない場合,会計から引き落とす必要が有るため)の動作が緩慢に感じられます。

●07151永野局《ながの》CD ★ (N004)<15:59>『15:58 187.2km』(上都賀郡粟野町)
  出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
2人局で、簡易局化も近い??(確証は全くありません(^^;)
何とか15:57に到着。
貯金も終了はゆっくりしていたので、悠々セーフ。
すると郵便窓口の方で一悶着。
PS(ポスタルスケール)のレシートが,既に日計処理が終わったから出せないという。
16時前に日計処理をするのもどうかと思いますし,日計処理は複数回できると思われるのですが、局長は局長で「2人局で締めが間に合わないので早めにやっている」なんて言い訳にもならない言い訳しているし・・・あんまりいい印象ないですねぇ。
結局1/4付のレシートを郵送してもらうことで解決となりました。
局前にはバス停が有り,粟野町営バスが1時間1本の割ぐらいで来ており,車もそこそこ走りますが,年末の午後4時,山の奥深くの静寂と寒さが堪えるといった感じで,一種の怖さを感じます。
もう既に特定局としての業務量は下回っているとしか思えませんでした。
CDも「N004」という、滋賀の保坂局以来の番号だし・・。
後日談:知人に聞いたら、日計締め作業は、なんと午後2時にやっているのだそうです。パートの局員さんがその時間に帰るからだそうで、要は「できる人がいない」問題のようです。いいのかなぁ、3時間も翌日売上にして・・・。

○そして年賀印を求めて

●梅沢局『16:19 194.5km』
郵便関係のみ実施。
梅沢局に再度戻り,年賀印を求めるも「昨日で終わり」とのことで、またもや玉砕。

その先にある集特といえば17時に間に合いそうなのは鹿沼市の楡木局ぐらいしかなく、車を飛ばします。

●07080楡木局《にれぎ》(N163)(集特)感熱ATM(平0845-1800 土0900-1400 日-)<17:07>【No.575 PM5:07】『16:59』(鹿沼市)
2003/10/29撮影
2003/10/29撮影 出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
駐車場無。
郵便(記念押印、受領証収集)、自動機明細収集のみ実施。
楡木局でも年賀印は玉砕。
しかればと、「2000年小型印」の1/1発送を依頼するが、「郵送は12/20までで終了」とにべもなく、取りつく島がありません。
たしかに明文はなく、「1/1に来たことにして押して出してもらう」ことは局の融通(親切)以外の何物でもありませんが・・・。

17時になってしまい、時間切れとなり、最終目的地・宇都宮中央局へ進めます。

●07002宇都宮中央局(集普)『17:41 229km』(宇都宮市)
中央の〒マークの方が、宇都宮中央局です。
出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/
(11/8/30に篠原さん既訪(18時過ぎの到着により貯金未実施;;)のため、データは当該局訪問記中に記します。)
インターネット掲示板でお世話になっている方(ねおさん)と無事再会(^^)
何とか時間内に滑りこみ,貯金を依頼します。
今日はここで19局目(篠原さんは16局目)で、写真&郵便窓口付としては記録的な局数です。
定額小為替の再交付を23枚依頼したら,1枚の預かり証で戻ってきた・・・。
別にそれでいいのですが、もう少し何とかならないのかなぁ・・・。
為替印は発行機のものはなく(機械の配備もない)、棒型のものもなし(16時で終了してしまったとのこと)で通常のもののみ作ってもらい、無事終了。
篠原さんの年賀状は、ここでも「2000.1.1小型印」を拒否となり結局,同局の風景印となってしまいました。

○その後

宇都宮から小山に移動,CoCo壱小山西城南店、マクドナルド野木GS店(21:19発)でのミニオフを経て,一般道(R4〜R16)経由で浦和市内へ。
ミスド南浦和駅前店(22:59〜23:40)で、お開きとなりました。
全体的には局ごとの印象が薄いことも含め,各局ごとの独自性の出すことの難しさを感じます。
文中にも書きましたが,関東の地方都市,共通の課題なのかもしれません。
最後になりましたが,長時間&長距離に亘る運転をしていただきました篠原さんに御礼申し上げ、めりはりのない局周り記を締めたいと思います。

本日の訪問局数:20局(うち貯金未実施1局、篠原既訪局3局
走行距離:337.5km
高速道路代:2,050円
車での交通費:約5,000円(2,500円/人)

付記
★印は、無特の自動機標準稼働時間を示します。(平0900-1730 土0900-1230 日-)
(N***)は、自動機(ATM、CD)明細の取扱番号です。
< >内は、自動機による取扱時間です。
【 】内は、ポスタルスケール3などによる発行No.と取扱時間です。
『 』内は、篠原さんのメモによる局到着時間と走行距離です。一部メモ失念。m(_ _)m



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